5月に観た映画は、Amazon Prime Videoなどから、邦画2本を含めて全8本でした。
昨年12月から使っているAmazon FIRE TV Stickは本当に便利で、以前はその都度パソコンを立ち上げ、いちいちHDMIケーブルを繋いでいたのが遠い昔のように思えます。YouTubeも簡単に見られるので、妻と母はすっかり「ののちゃんねる」にハマっています(笑)
『ジョー・ブラックをよろしく /Meet Joe Black』ブラッド・ピット、アンソニー・ホプキンス(1998年)
ニューヨークの大企業を経営するビルは、ある日どこからともなく響く不吉な声を聞きます。その声の主は、死期の迫ったビルを連れにきた死神。人間の生活に興味を持った死神が、ビルを連れていく前に人間社会で暮らすため、青年の体を借りて会いにきたのでした。家族や同僚への説明に窮したビルは、彼を「ジョー・ブラック」だと紹介します。
『解夏』大沢たかお、石田ゆり子、富司純子(2003年)
4月に観た『風に立つライオン』と同じく、さだまさしさん原作の小説を映画化した作品です。
原因不明の難病ベーチェット病に侵され、やがて失明すると宣告された小学校教師の隆之。恩師の娘で教育心理学を学ぶ陽子という婚約者がいましたが、彼女の人生の重荷になりたくないという思いから、学校をやめ故郷の長崎に帰りました。彼を追ってきた陽子に対し隆之は別れを切り出しますが、陽子は自分が隆之の目になりたいと言って聞き入れず、隆之の母の勧めで彼の実家に滞在しながら、次第に視力を失っていく隆之との日々を過ごすことに……。
ある日、二人は聖福寺で林という老人に出会い、仏僧が夏に行う修行の終わりを意味する「解夏」という言葉を教わります。老人は、失明するまでの恐怖に耐えることは隆之にとっての「行」で、その苦行を経て失明した瞬間に恐怖から解放され、それが隆之にとっての解夏なのだろうと話すのでした。
隆之の目から次第に失われていく光。そして遂にその日が訪れました。隆之が最後に見たものは……。
『ニューオーリンズ・トライアル 陪審評決 /RUNAWAY JURY』ジョン・キューザック、ジーン・ハックマン、ダスティ・ホフマン(2003年)
11人を殺害し自らも自殺したニューオーリンズ銃乱射事件。この事件で夫を亡くしたセレステは、ベテラン弁護士ローアを雇って銃製造メーカー ヴィックスバーグ社を相手に訴訟を起こします。被告側のヴィックスバーグ社および全米銃協会は、凄腕の陪審コンサルタント フィッチを雇って万全の態勢で裁判に臨みました。フィッチは、最新技術や心理学などあらゆる手段を用いて陪審員の選別や裏工作にとりかかります。
ローアとフィッチの勝負は一進一退で予断を許しません。一方で、陪審員の一人ニックは、謎の女マーリーと協力して内から陪審員を操作しようとします。全米から注目を集めた銃規制裁判の結末は……。
『アンナ・カレーニナ /Anna Karenina』キーナ・ナイトレイ、ジュード・ロウ、アーロン・テイラー=ジョンソン(2012年)
舞台は帝政末期のロシア。政府高官のカレーニンの妻、アンナ・カレーニナはペテルブルク社交界の華と謳われていました。ある日、兄夫婦のいさかいの仲裁のためモスクワを訪れたアンナは、青年将校ヴロンスキーと出会います。アンナは夫と子供が待つ自宅に戻りますが、ヴロンスキーはアンナを追ってペテルブルクにやってきました。強く惹かれあうアンナとヴロンスキー。やがて彼らは、愛のない家庭と華やかな社交界を捨て、道ならぬ恋に堕ちていきます。
『カルテット! 人生はオペラハウス /QUARTET』ダスティ・ホフマン(監督)、マギー・スミス、トム・コートネイ、ビリー・コノリー、ポーリーン・コリンズ(2012年)
引退した音楽家たちが暮らすビーチャム・ハウス。このホームで余生を送るレジー、シシー、ウィルフは、かつては英国史上最高と呼ばれたカルテット仲間でした。そんなビーチャム・ハウスにある日、衝撃が走ります。カルテットのもう一人の仲間、ジーンが入居してきたのです。ジーンはチームのプリマドンナでしたが、野心とエゴで他のメンバーを傷つけ、お互いに疎遠になっていました。そんなジーンを巡り、カルテット仲間の間に再び確執が……。
『グレート・デイズ! 夢に挑んだ父と子 /De toutes nos forces』ジャック・ガンブラン、アレクサンドラ・ラミー、ファビアン・エロー(2013年)
車いす生活を送る17歳の少年ジュリアンと、会社を解雇されて久しぶりに自宅に帰ってきた父親ポール。息子への接し方がわからず自分と向き合おうとしない父親に、ジュリアンは不満を募らせます。ある日ジュリアンは、若き日の父がトライアスロンの選手だったことを知り、父とチームを組んでアイアンマンレースに参加することを決意しました。無謀な挑戦に誰もが反対しますが、次第に周囲の人々も巻き込み、夢に向かって一丸となって突き進みます。
実際に障がい者として車いす生活を送るファビアン・エローがオーディションで選ばれ、主人公のジュリアンを熱演しました。フランスの美しい風景も見ごたえがあります。
『蜜蜂と遠雷』松岡茉優、松坂桃李、森崎ウィン、鈴鹿央士(2019年)
原作は、直木賞と本屋大賞をダブル受賞した恩田陸さんの同名小説です。
国際ピアノコンクールに参加する若き4人のピアニストたち。母の死がトラウマとなりピアノが弾けなくなったかつての天才少女 栄伝亜夜。コンクール年齢制限ギリギリで、これが最後の挑戦となる高島明石。完璧な演奏技術と感性を併せ持ち、優勝候補と目されるマサル・C・レビ=アナトール。パリのオーディションにすい星のごとく現れ、凄まじい演奏で聴く者を圧倒する謎の少年 風間塵。出自も経歴も異なる4人のピアニストたちが、互いに刺激しあい、葛藤を重ねながら、コンクールへの挑戦を通じて成長していく姿を描いています。
ありきたりな天才同士の確執などではない、音楽そのものへの造詣の深さを感じる映画です。ピアノの演奏シーンには終始圧倒されました。
『スタンド・バイ・ミー /Stand by Me』ウィル・ウィートン、リヴァー・フェニックス、コリー・フェルドマン、ジェリー・オコンネル(1986年)
作家ゴードン・ラチャンス(ゴーディ)はある日、「弁護士クリストファー・チェンバーズ(クリス)刺殺される」という新聞記事に目をとめ、少年だった頃を思い出します……
時は1959年、オレゴン州の小さな田舎町キャッスルロック。それぞれに家庭の問題を抱える4人の少年たち(作家になる夢を持つゴーディ、頭がよく正義感が強いクリス、眼鏡のテディ、肥満でのろまのバーン)が、町から30キロも離れたところに列車の轢死体が放置されているという噂を聞き、その死体を発見して英雄になろうと冒険の旅に出ます。
4人が線路を歩きながら旅を続けるシーンとラストに流れるテーマ曲は決して忘れられないもので、青春映画の金字塔と評されるのもよくわかります。過去に何度も観た映画ですが、テレビ放映された機会にまた観なおしました。
昨年12月から使っているAmazon FIRE TV Stickは本当に便利で、以前はその都度パソコンを立ち上げ、いちいちHDMIケーブルを繋いでいたのが遠い昔のように思えます。YouTubeも簡単に見られるので、妻と母はすっかり「ののちゃんねる」にハマっています(笑)
『ジョー・ブラックをよろしく /Meet Joe Black』ブラッド・ピット、アンソニー・ホプキンス(1998年)
ニューヨークの大企業を経営するビルは、ある日どこからともなく響く不吉な声を聞きます。その声の主は、死期の迫ったビルを連れにきた死神。人間の生活に興味を持った死神が、ビルを連れていく前に人間社会で暮らすため、青年の体を借りて会いにきたのでした。家族や同僚への説明に窮したビルは、彼を「ジョー・ブラック」だと紹介します。
『解夏』大沢たかお、石田ゆり子、富司純子(2003年)
4月に観た『風に立つライオン』と同じく、さだまさしさん原作の小説を映画化した作品です。
原因不明の難病ベーチェット病に侵され、やがて失明すると宣告された小学校教師の隆之。恩師の娘で教育心理学を学ぶ陽子という婚約者がいましたが、彼女の人生の重荷になりたくないという思いから、学校をやめ故郷の長崎に帰りました。彼を追ってきた陽子に対し隆之は別れを切り出しますが、陽子は自分が隆之の目になりたいと言って聞き入れず、隆之の母の勧めで彼の実家に滞在しながら、次第に視力を失っていく隆之との日々を過ごすことに……。
ある日、二人は聖福寺で林という老人に出会い、仏僧が夏に行う修行の終わりを意味する「解夏」という言葉を教わります。老人は、失明するまでの恐怖に耐えることは隆之にとっての「行」で、その苦行を経て失明した瞬間に恐怖から解放され、それが隆之にとっての解夏なのだろうと話すのでした。
隆之の目から次第に失われていく光。そして遂にその日が訪れました。隆之が最後に見たものは……。
『ニューオーリンズ・トライアル 陪審評決 /RUNAWAY JURY』ジョン・キューザック、ジーン・ハックマン、ダスティ・ホフマン(2003年)
11人を殺害し自らも自殺したニューオーリンズ銃乱射事件。この事件で夫を亡くしたセレステは、ベテラン弁護士ローアを雇って銃製造メーカー ヴィックスバーグ社を相手に訴訟を起こします。被告側のヴィックスバーグ社および全米銃協会は、凄腕の陪審コンサルタント フィッチを雇って万全の態勢で裁判に臨みました。フィッチは、最新技術や心理学などあらゆる手段を用いて陪審員の選別や裏工作にとりかかります。
ローアとフィッチの勝負は一進一退で予断を許しません。一方で、陪審員の一人ニックは、謎の女マーリーと協力して内から陪審員を操作しようとします。全米から注目を集めた銃規制裁判の結末は……。
『アンナ・カレーニナ /Anna Karenina』キーナ・ナイトレイ、ジュード・ロウ、アーロン・テイラー=ジョンソン(2012年)
舞台は帝政末期のロシア。政府高官のカレーニンの妻、アンナ・カレーニナはペテルブルク社交界の華と謳われていました。ある日、兄夫婦のいさかいの仲裁のためモスクワを訪れたアンナは、青年将校ヴロンスキーと出会います。アンナは夫と子供が待つ自宅に戻りますが、ヴロンスキーはアンナを追ってペテルブルクにやってきました。強く惹かれあうアンナとヴロンスキー。やがて彼らは、愛のない家庭と華やかな社交界を捨て、道ならぬ恋に堕ちていきます。
『カルテット! 人生はオペラハウス /QUARTET』ダスティ・ホフマン(監督)、マギー・スミス、トム・コートネイ、ビリー・コノリー、ポーリーン・コリンズ(2012年)
引退した音楽家たちが暮らすビーチャム・ハウス。このホームで余生を送るレジー、シシー、ウィルフは、かつては英国史上最高と呼ばれたカルテット仲間でした。そんなビーチャム・ハウスにある日、衝撃が走ります。カルテットのもう一人の仲間、ジーンが入居してきたのです。ジーンはチームのプリマドンナでしたが、野心とエゴで他のメンバーを傷つけ、お互いに疎遠になっていました。そんなジーンを巡り、カルテット仲間の間に再び確執が……。
『グレート・デイズ! 夢に挑んだ父と子 /De toutes nos forces』ジャック・ガンブラン、アレクサンドラ・ラミー、ファビアン・エロー(2013年)
車いす生活を送る17歳の少年ジュリアンと、会社を解雇されて久しぶりに自宅に帰ってきた父親ポール。息子への接し方がわからず自分と向き合おうとしない父親に、ジュリアンは不満を募らせます。ある日ジュリアンは、若き日の父がトライアスロンの選手だったことを知り、父とチームを組んでアイアンマンレースに参加することを決意しました。無謀な挑戦に誰もが反対しますが、次第に周囲の人々も巻き込み、夢に向かって一丸となって突き進みます。
実際に障がい者として車いす生活を送るファビアン・エローがオーディションで選ばれ、主人公のジュリアンを熱演しました。フランスの美しい風景も見ごたえがあります。
『蜜蜂と遠雷』松岡茉優、松坂桃李、森崎ウィン、鈴鹿央士(2019年)
原作は、直木賞と本屋大賞をダブル受賞した恩田陸さんの同名小説です。
国際ピアノコンクールに参加する若き4人のピアニストたち。母の死がトラウマとなりピアノが弾けなくなったかつての天才少女 栄伝亜夜。コンクール年齢制限ギリギリで、これが最後の挑戦となる高島明石。完璧な演奏技術と感性を併せ持ち、優勝候補と目されるマサル・C・レビ=アナトール。パリのオーディションにすい星のごとく現れ、凄まじい演奏で聴く者を圧倒する謎の少年 風間塵。出自も経歴も異なる4人のピアニストたちが、互いに刺激しあい、葛藤を重ねながら、コンクールへの挑戦を通じて成長していく姿を描いています。
ありきたりな天才同士の確執などではない、音楽そのものへの造詣の深さを感じる映画です。ピアノの演奏シーンには終始圧倒されました。
『スタンド・バイ・ミー /Stand by Me』ウィル・ウィートン、リヴァー・フェニックス、コリー・フェルドマン、ジェリー・オコンネル(1986年)
作家ゴードン・ラチャンス(ゴーディ)はある日、「弁護士クリストファー・チェンバーズ(クリス)刺殺される」という新聞記事に目をとめ、少年だった頃を思い出します……
時は1959年、オレゴン州の小さな田舎町キャッスルロック。それぞれに家庭の問題を抱える4人の少年たち(作家になる夢を持つゴーディ、頭がよく正義感が強いクリス、眼鏡のテディ、肥満でのろまのバーン)が、町から30キロも離れたところに列車の轢死体が放置されているという噂を聞き、その死体を発見して英雄になろうと冒険の旅に出ます。
4人が線路を歩きながら旅を続けるシーンとラストに流れるテーマ曲は決して忘れられないもので、青春映画の金字塔と評されるのもよくわかります。過去に何度も観た映画ですが、テレビ放映された機会にまた観なおしました。
私にも、忘れられないものです。
私は録画予約していますが、6歳の孫がそれを見て
「スタンド・バイ・ミー」が見たいというので驚きましたが
ドラえもんの「スタンド・バイ・ミー」でした。
https://doraemon-3d.com/pc.html
自粛生活で、配信動画を気軽に観られるのは
本当にラッキーです。
ご紹介の映画はどれも興味深く読ませて頂きました。
昨日まで観ていた中国ドラマの
「大いなる愛〜相思樹の奇跡〜」というドラマも
久々に、心の中に染み込んでくる清水のような物語です。
紹介文をうまく書けると良いのですが中々難しい意です。
Dukeさんの紹介記事素晴らしいですね!
「スタンド・バイ・ミー」のテーマは、私にとっても印象に残る思い出深い曲です。
線路のシーンと切っても切り離せません。
この映画を6歳のお孫さんが見たいと言ったら驚きますよね(笑)
ドラえもんにも「スタンド・バイ・ミー」があったとは知りませんでした。
URL添付、ありがとうございます。
しずかちゃん、きれいになりましたね~♪
コロナ自粛を始めた去年の3月中旬くらいから、映画をよく観るようになりました。
私は忘れっぽくて、観た映画の内容を覚えていないことが多かったんです。
同じ映画を初めから観て、ラストシーンでようやく既に観ていたことに気づくなんてことがよくありました(^^;)
そこで、備忘録としてブログに残すことにしたんです。
ここまですると、忘れることはまずありません(笑)
「大いなる愛〜相思樹の奇跡〜」、奥が深そうな映画ですね~♪
学生時代・大人になっても<?>映画は見ない私が
テレビで再放送ですが、2回も見て
感動しました!恋物語・・
私も恋をしたゆえに苦労した過去があります
(笑い)
だからこそ、2回も見たのでしょうね~~~?
愛はお金なくして…生活が出来ない?苦労した
私の一生…今はお金に苦労しなくなりましたよ
(これも大笑い?)
眞子さまの家族の苦悩・・痛いほどわかります
ウフフフ・・若い思い出です!
アンナ・カレーニナを2回もご覧になったのですね。
単にアンナの道を外れた恋だけではなく、いろんなテーマを取り上げるという意図がトルストイにはあったようです。
tangoさんの波瀾万丈の人生、若いころ苦労された分を取り戻して余りあるのではないでしょうかヽ(^o^)丿
お金に苦労されないtangoさんにあやかりたいです(笑)
随分、昔の映画が見やすくなりましたし、
ドラマも12週続けて大人見出来るんで、
先日から「孤独のグルメ」を続けて見ていますよ。
Amazonプライムも貴重な物だけ有料みたいな?
時代劇とかは有料なんでガックシ来ますよ。
いつもありがとうです。(^_-)-☆応援!
「孤独のグルメ」、私も何度か見たことがあります。
と言っても、大体はTV放映が行われる大晦日ですが……(^^;;
12週まとめて見たら、面白さも格別でしょうね。
自宅で映画やドラマを観る環境はずいぶん改善してきましたね。
Amazon Primeには、映画だけではなく送料無料の特典なども含めてお世話になっています(笑)
記事を拝見しまして、
直感的に、「アンナ・カレーニナ」を、見たい!・・・と思いました~💗
(運命の?)人との出会いで、人生が、それまで思ってもいない方向へと・・・。
・・・とても、興味深いですね~♬
「アンナ・カレーニナ」を観たのは初めてでした。
自らの心に従い最終的には死に追いやられたアンナと、実直に生きて信仰に目覚め、心の安定を得たリョーヴィンとが対比されていますが、物語の主題はどうしても、アンナとヴローニンの恋の行く末です。
キーラ・ナイトレイ演ずるアンナの美貌に序盤から引き込まれました。
場面が変わるたび、新たな舞台で物語が展開するという変わった手法がとられています。
そのため、まるで劇場で演劇を観ているかのような雰囲気も感じられました〜♪