じんわり沁みるやさしい味 ～ 門司港名物ちゃんらー

少し前になりますが、門司港レトロ地区を散策しました。
白と茶のレンガの外壁が美しい大連友好記念館（旧　国際友好記念図書館）。大正ロマンただよう門司港レトロの中でも、最も瀟洒な建物のひとつです。


この日、新浜埠頭に停泊していた海洋研究開発機構（JAMSTEC）の海底広域研究船「かいめい」。「かいめい」は2016年に完成した新鋭研究船で、海洋資源の調査、地震･津波の防災･減災研究、地球規模の気象現象の把握などを任務としています。この後、青森県沖で消息を絶ったステルス戦闘機F-35Aの捜索にも参加したそうです。


門司港名物と言うと、まずは焼きカレーが頭に浮かびますが、この日はもうひとつの門司港の味、ちゃんらーを食べに二代目清美食堂へ･･････。


初代清美食堂の時代から地元の人たちに愛されたちゃんらーは、戦後の貧しい時代の優しい母の味です。


私はちゃんらーをダブルで。もうひとつは、焼うどんならぬ焼ちゃんらー。これは前回来たときにはなかったので初めて食べる味です。


ちゃんらーの麺は細めのチャンポン麺。ラーメンでもチャンポンでもうどんでもない、やさしい和風味のスープ。心と体にじんわり沁みわたります。


焼きちゃんらーも味が濃すぎず、さっぱりして美味。


ふかふかに蒸しあがった芋まんじゅう（「いもちゃんまんじゅう」と言うらしいです）をテイクアウトしました (^-^)ゞ


もともと「清美食堂」は、お笑いタレントの芋洗坂係長のお母さんが、昭和30年ごろに始めた店。芋洗坂係長が家業を継がず芸能の道を選んだため、惜しまれつつ平成10年に閉店しました。しかし、約15年の歳月を経て2014年、芋洗坂係長とお姉さんが一念発起。天国のお母さんが見守るなか、二人で協力して「二代目清美食堂」として復活させたのだそうです。

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二代目清美食堂 （そば・うどん・麺類（その他） / 出光美術館駅、九州鉄道記念館駅、ノーフォーク広場駅）
昼総合点★★★☆☆ 3.5

旅に出たくなる手帳 ～ TRAVELER'S notebook

旅行の記録やメモ用としてジャストサイズだったDavinciシリーズの一番コンパクトなシステム手帳（写真上）。この用途をもう少し広げられるよう、ひと回り大きいサイズの手帳を探していたところ、黒崎のブックセンタークエストでTRAVELER'S notebook（写真下）を見つけました。


タンニンでなめした牛革カバーに"TRAVELER'S notebook"の刻印。シンプルながら風合いの良いなめし革で、使い込むほど手に馴染んできそうな感触です。


カバーの中に挟んで使うノートリフィルは、横罫線や方眼、無地などの書き込み用やチケットホルダーなど様々なタイプがあるので、好みや用途に合わせて揃えることができます。私は今回、無地と方眼のノート、名刺ホルダーを一緒に購入しました。


TRAVELER'S notebookは、1926年創業の老舗文具店「和気文具」が「手にとって旅に出たくなるようなノート」をコンセプトに作ったもの。Davinciよりかなり大きくなりましたが、システム手帳のようなリングがない分、かさばらず持ち運びやすい設計です。どこにでも入る小さなDaVinciと、多少大きくても手にとって旅に出たくなるTRAVELER'S notebook･･････旅程や目的によって使いわけていきたいと思います (^-^)ゞ

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