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饅頭喰い人形


伏見の深草では古くから土器が造られ、奈良から土師部が移住した記録があるそうです。
また、豊臣秀吉の伏見城建造(1594年)時に、播州瓦職人が深草に移り住み、これらの人々が、伏見人形の起こりに大きな影響を与えたとも云われています。

文化・文政の頃には大坂の今宮戎をはじめ各地の市などで売られ、やがては各地でそれを真似て作られるようになったそうです。
そう云えば浅草の今戸焼も ホンワカとした感じですね!


写真は、錦市場の「京生菓子司畑野軒老舗」さんの店頭の「饅頭喰い人形」

伏見人形には、三番叟や西行、干支に歌舞伎と色々な意匠がありますが、両手で饅頭を割って食べようとしているこの人形もなかなか味があります
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