平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

乃木坂46~秋元真夏さんの大抜擢! あえて波風を立てた4th選抜!

2012年10月10日 | アイドル
 乃木坂46・4thシングル選抜に激震!!
 七福神が八福神に!
 そして今まで学業で休んでいた秋元真夏さんが八福神入り!!

 この秋元真夏さんの抜擢には否定的な意見が多いようだ。
「運営側のゴリ押し」
「ファンの意見を反映させていない」
「今までがんばってきたメンバーがかわいそうだ」
「乃木坂46では努力は必ず報われないのか!?」などなど。

 確かに。
 僕なども、かずみん(かずみん)、ゆったん(斉藤優里)たちの活躍を期待しているだけに残念。
 特にかずみんは、3rdで七福神から外れてからは、頑張りましたからね。
 存在感を出すために必死だった。
 これがパルコ劇場での公演でのアリス役獲得につながった。
 ファンとしては、絶対に七福神返り咲きと考えていたことでしょう。
 しかし、見事に裏切られた。
 しかもフォーメーションの問題もあるが、2列目から3列目に。

 でも一方で、僕はこれらのことを前向きにとらえたい。
 たとえば、かずみんは逆境に立てば立つほどがんばって輝くタイプ。
 彼女のブログではこう書いている。

『2rdで、私はすっかり自信をなくして
 前回の3rdで七福神から外れました。
 でも私はそれがきっかけで
 素の自分と向き合うことができたし、
 ファンの方の大切さにも
 改めて気づくことができました。
 3rdで私は
 〝七福神でないぶんメディアへの
 露出は減る。じゃあ自分でチャンスを
 掴みにいかなきゃ"
 ってずっとこう思ってて、
 乃木坂ってどこの収録は
 私にとって大きなチャンスで、
 そこで全身全霊をかけてました』

 結果、かずみんはがんばって結果を出したわけだが、プロデュース側は「ここで彼女を七福神に復帰させたら安易すぎる。さらなる成長のためにも高山一実にはもう一試練与えてみよう」と考えたのではないか?

 このことは他のメンバーにも言える。
 今回、大抜擢をされた秋元夏美さんは、ファンの反発も受けて、かなりの逆境の中で自分を表現していかなくてはならない。
 選抜に選ばれなかったメンバーの嫉妬も受けるかもしれない。
 それでも秋元さんは立ち向かった。
 プロデュース側も秋元夏美なら重圧を跳ね返して輝けると判断した。
 他のメンバーにも、高山一実が3rdでがんばったように、この悔しさを跳ね返してがんばれと伝えたかった。
 <語り合うより競い合おう><逆境や試練が人を成長させる>。これが秋元イズムですからね。
 安定や予定調和よりも波風を立てることを良しとする。
 特に乃木坂46は、おっとりしたガツガツしない子が多いですから、手綱を弛めると簡単に仲良しクラブのぬるま湯になってしまう。
 だから秋元夏美さんが選ばれた時のゆったんの顔とかはよかった。
 最初はぼう然として、次には絶対に受け入れられないという顔。
 これがプロデュース側が求めた顔ではなかったか?

 最後は再びかずみんのブログの引用。
 秋元真夏さんに向けたメッセージ。

『真夏はいきなりで辛いこともあると思う。
 でも、それだけ価値のある場所だから一緒に頑張ろうね!
 ...正直怖いです。
 一番初めの暫定選抜で、 真夏は前にいて私は3列目の端だった
 真夏が前にいる限り、私は前に出れないんじゃないかって、
 もう3列目より前にはいけない気がして...
 立ち位置も私が今までいた2列目の右だし、
 同じ年で、私が諦めた大学生でもある... 可愛さでは負けるし...
 ...でも真夏がいると私も余計に頑張れるし、乃木坂という仲間だから
 私は私らしくいけたらいいな』

 立派な文章を書ける子ですね、かずみんは。
 『私が諦めた大学生でもある... 』なんて文章には、秘めた悔しさみたいなものを感じさせる。
 そう言えば、かずみん、ゆったん、秋元真夏さんは同学年なんですね。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする