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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

太田光さんのips細胞・森口氏をめぐる発言~確かに。マスコミよ、もう少ししっかりしてくれ!

2012年10月17日 | 事件・出来事
 ips細胞手術の森口尚史氏について、爆笑問題の太田光さんはこんなコメントをしたらしい。

『森口氏の謝罪会見を何度も見ていると切り出した太田は、森口氏を追求するメディアのやり方を痛烈に批判した。太田は「何なの、あのマスコミの正義感。『ウソなんですよね!』と鬼の首をとったように」「お前ら一回騙されたじゃん」「それなのに『真実を追求するんです』みたいな態度で」と、メディアが森口氏の虚偽の発言を見抜けなかったことを棚に上げて、森口氏を徹底的に非難する態度に疑問を呈している。それだけでなく、「アイツ別に悪くないじゃん」と、森口氏を擁護した太田は、森口氏の行為が患者の期待を裏切ったと放送するのは無理があると指摘。また、森口氏が誰かを病気にしたわけではないと強調した』(livedoorトピックニュース)

 確かに。
 森口氏って、ただの<ウソつき、見栄っ張りおじさん>でしょう。
 「バカな親父だな」と笑って済ませればいい。
 それをあんな過剰報道。
 それに責められるべきは、裏も取らず誤報をした<読売新聞>や<共同通信>。
 明らかに記者の質が劣化している。
 それに他のマスコミ、特にテレビは他に報道することがないのか?
 もっと大事なことがあるでしょう?

 あるいは、ウソつきと言えば、東海大学の山田教授。
 「10月に中国の大漁船団が来る」と脅威を煽っておいて、来る気配もない。
 関西電力も「夏の電力が足りなくなる」とお手盛りの数字で脅しておいて、結局足りた。
 森口氏のウソに関わる時間があるのなら、山田教授や関西電力のウソも検証されるべき。
 きっと背後のドス黒いものが見えて来るはず。

 マスコミよ、今のあなたたちはおかしい。
 もう少ししっかりしたジャーナリストになってくれ。


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結婚しない~桐島春子と『最後から二番目の恋』の千明と較べてみる

2012年10月17日 | 恋愛ドラマ
 録画していたものをやっと見た。
 天海祐希さんと菅野美穂さんだし。
 でも、ううむ……。
 以下、批判なので読みたくない方はパスして下さい。

 クライマックス、
 仕事を信じて裏切られた桐島春子(天海祐希)と
 結婚を夢見て裏切られた田中千春(菅野美穂)は噴水で心の中に溜まったものを叫ぶ。
「結婚してなくて、何が悪い!!」
「結婚してるのが普通って言うなぁ!!」

 やっちまったなぁ、予想どおりの展開。
 月9などでよく見る既視感のあるシーン。まったく新しさがない。
 こんな作品ばかりを作っているから『ドラマは低迷している』と言われるんですよ。
 バラエティ番組は、さまざまな企画を用意して工夫している。新しいタレントをどんどん起用している。
 なのにドラマは……。

 同じ枠だったから比較してしまうけど、『最後から二番目の恋』はよかった。
 同じ結婚しない女でも千明(小泉今日子)の方がよほどカッコ良かった。
 千明にとっては<結婚>も<恋愛>も対立するものではなく、むしろ生活に潤いを持たせるものだった。
 なのに天海さんの春子は<結婚>を否定し、菅野さんの千春は渇望するものになっている。
 悩みを描いていると言えばそのとおりだが、人物がどうも類型的すぎる。
 女性を大型バイクに乗せれば、カッコいいと思うのも類型的。
 小泉今日子さんの千明はバイクに乗らなくても十分にカッコ良かった。
 また『最後から二度目の恋』では、和平(中井貴一)を配することで中年男性視聴者を取り込めたし、典子(飯島直子)を活躍させることで主婦層も取り込めた。
 万理子(内田有紀)も知美(佐津川愛美)も個性的で、いいキャラクターだった。
 舞台も鎌倉で、いい味を出していた。
 なのに『結婚しない』では横浜。これもありがち。

 製作者は<結婚><天海祐希><菅野美穂>ということで安全パイを狙ったんだろうけど、冒険をしなければヒット作は生まれない。
 製作者はもっと努力を。


コメント (6)
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