平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

ようこそ、わが家へ~花壇の花、自転車のサドル、仕事の妨害、猫の死骸、そして「楽しそうな家族ですね」

2015年04月14日 | 推理・サスペンスドラマ
 営業部長・真瀬博樹(竹中直人)の交通費二重受け取り。
 太一(寺尾聰)はこれを告発するが、逆に先方との口裏合わせと社内の力関係で、逆に悪者に。土下座を強いられる。

 一方、倉田健太(相葉雅紀)は駅のホームで割り込みしようとしていた男を注意したら逆恨み。
 家まで追いかけられてストーカー行為。

 太一も健太も正しいことをしたんですけどね。
 現在は、正しいことが通らない。
 正しいことが理不尽にねじ曲げられる。

 そういえば、同じ池井戸潤作品の『半沢直樹』も同じモチーフでしたね。

 で、健太や太一はそうした理不尽と陰湿な暴力とたたかうわけですが、この作品の男たちはすこしダラしない。
 事なかれ主義で物事を曖昧に済まそうとする。
 そんな彼らと対照的なのが女性陣だ。
 部長の真瀬に啖呵を切った部下の西沢摂子(山口紗弥加)。
 何のためらいもなくストーカーと立ち向かおうとするライターの神取明日香(沢尻エリカ)。
 ふたりともカッコいい。
 もっとも彼女たちにも<心の闇>はありそうですけど。 

 花壇の花を踏みにじり、自転車のサドルを切り刻み、健太の仕事の邪魔をし、挙げ句の果てに猫を殺害するストーカー。
 ラストはFAX~「楽しそうな家族ですね」
 果たしてストーカーは何者なのか?

 若手女優陣も豪華。
 沢尻エリカ←エリカ様、といえば上西議員でなくこの人!
 有村架純 ←妹役! 兄の相葉君に「パンツ見てないでしょうね!」
 足立梨花 ←ともかくテレビに出まくってますね!

 
コメント
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