平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

厚労省のアンケート~生活が苦しいと答えた人は62.4% 安倍首相は富裕層のために政治をしている

2015年07月04日 | 事件・出来事
 こんなデーターが厚生労働省から発表された。
 

 生活の実感……大変苦しい 29.7% やや苦しい 32.7%
 合計 62.4%が生活に苦しさを感じている。
 この数字、同様の調査がおこなわれてから過去最高らしい。

 それは当然だ。
 アベノミクスとやらのおかげで円安が進み、輸入原料が高騰し、食品などの物価がどんどん上がっているのだから。
 ちなみに実質賃金は、25ヶ月マイナス。

 安倍政権が始まって2年半。
 安倍首相はアベノミクスで、最初は富裕層がうるおい、続いてその恩恵がシャンパンタワーのように、中間層や貧困層に下りてくると語っていたが、そんな気配はまったくない。
 富裕層はますます豊かになり、中間層は没落、貧困層はますます生活が苦しくなるという事態が進行中である。
 そんな状況だから、安倍さんは最近、<アベノミクス>という言葉をまったく口にしない。

 アベノミクスの恩恵を受けていない人はいい加減、気がつきましょう。
 安倍自民党は、大企業や富裕層のために政治をしているのだと。

 たとえば、派遣法の改正。
 この法律により、派遣社員は、実質、永遠に派遣社員。
 なぜ、こうした法律ができたか?
 人件費を安くしたい経団連の要請があったから。

 こうして格差はどんどん拡大していく。
 結果、「貧乏人は軍隊へ行け」という経済的徴兵制へ。
 今回の戦争法案と格差拡大は大いに関係がある。

 日本生命保険は昨日、今夏のボーナスに関して次のような結果を発表した。
 平均支給額は前年比0・1%増の59万4千円。

 アベノミクスの効果を感じるかという質問に対しては、
・感じない……74.1%
・感じる ……10.6%

 実に象徴的な数字である。

 安倍政権は、10%の富裕層のために政治をしている。

 
コメント (2)
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