シリアでジャーナリストの安田純平氏が拘束されているらしい。
なのに、政府はこの件を認めていない。
明日にも衆議院で採決されようとしている<戦争法案>に影響が出るからである。
今回の戦争法案が成立すれば、日本人は海外で標的にされる、国内のテロの可能性も高くなる。
安田さんのことが公になれば、この現実を国民が知る所になり、戦争法案への反対の声が強くなる。
政府はこれを怖れているのだ。
だから、安田さんの件が発表されるのは、戦争法案が衆議院を通過してから。
ちょうどいい話題逸らしになりますしね。
もしかしたら、『このような事態を避けるためにも今回の戦争法案は必要なんだ』という理屈に持っていくかもしれない。
安田純平さんには無事に戻ってきてほしい。
できれば、誤報であってほしい。
しかし、もし事実だとしたら、安田さんが拘束されるのは二度目だから、大きなバッシングを受けるだろう。
政府は、この件をさまざまな形で利用してくるに違いない。
後藤さん、湯川さんを実質、見殺しにした安倍政権。
今度はしっかり対応して、救出せよ。
政治の道具に使うな。
※参照記事
安田純平氏がシリアで拘束されるも、安倍官邸が安保法制への影響を考え情報を隠蔽!?(リテラ)