平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

新国立競技場が白紙に~安倍首相のウソとインチキ、森元総理のトンデモ金銭感覚!

2015年07月18日 | 事件・出来事
 安倍首相が新国立競技場を白紙撤回。
 どーせ、支持率を気にしてのことだろう?
 わかりやすいな~。
 こんな見え見えな思惑に、国民はもうダマされないよ。
「安倍さんのリーダシップってスゴい」なんて誰も思わない。

 安倍首相は「一ヶ月前から計画の見直しを検討していた」って昨日、記者に答えていたけど、本当かな?
 一週間前の国会では「国際公約違反になる」「時間的に間に合わない」と言っていたのに。
 6月29日には下村文部科学大臣はわざわざ関係者会議を開き、「現行のデザインで行く」と決定したのに、どういうことか?
 安倍首相、一ヶ月前は何も考えていなかったんじゃないの?

 昨日の森喜朗元総理の発言は、彼の金銭感覚や意識を反映している。
「国がたった2500億円出せなかったのかね」
「何を基準に『高い』と言うんだね。皆、『高い、高い』と言うけれど」

 えっと……、中国のメイン会場の建築費は約500億です。
 リオデジャネイロは500億以下。
 なのに森元総理は、「国がたった2500億出せなかったのかね」
 おそらく新国立競技場の件は氷山の一角で、同じ様な感覚で他の公共事業もおこなわれたんだろうな。
 これじゃあ、国の借金が1000兆にもなるわけだ。
 こういう昔の金銭感覚の方には、早くご退場願いたい。

 安倍首相について、森元総理は産経新聞で、こんなことを暴露している。
「2013年9月のブエノスアイレスのIOC総会で日本に投票した委員は「日本はこんなすごいものを造るのか」となった。それに安倍晋三首相は「他のどんな競技場とも似ていない真新しいスタジアムから確かな財源措置に至るまで、その確実な実行が確証されている」と演説して大拍手だったわけよ」
 いかにも安倍さんらしい。
 <世界から賞賛される日本>が大好き。
 海外で演説して大きな拍手を受けるのが大好物。
 国と自分のナルシシズムがいっしょになっている。
 自分の国がスゴイと言われれば、誰だって悪い気はしないが、度が過ぎると気持ち悪い。
 それに2500億もかければ、誰にだって立派なものができますよ。
 要は金。成金趣味。
 他の価値観を提示できないのか?
 仮に中国と同じ500億で競技場をつくって、それが中国の競技場よりあらゆる面で素晴らしかった、と言われる方が、よっほど凄くないか?

 あとは、今回の責任問題。
 いったい、誰が責任を取るのか?
 何しろラグビーのワールドカップに間に合わず、デザインをしたザハ氏には13億のデザイン費と違約金を無駄に払うのだから、大きな問題。
 国の国際的信頼も損なった。
 このようなことがあったら、一般企業なら、関係者・担当者は責任を取らされる。
 普通なら森さんか下村文科大臣が辞任すべき。

 国の人間はいいよね、誰も責任を取らなくていいのだから。
 あとは、安倍首相のインチキがまたひとつ明らかになった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする