平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

何と先制攻撃が可能に! ついにあらわになった戦争法案の本質!

2015年07月29日 | 事件・出来事
 もはやメチャクチャだ!
 今回の戦争法案が通れば<相手国への先制攻撃>が可能らしい。

 それは昨日の参議院でのこと。
 民主党の大塚議員は、衆議院でおこなった中谷防衛大臣の以下の答弁を問題にした。

質問 「我が国に対して直接武力攻撃をしていない国に対して、防衛出動、武力行使をすることは法理上可能か?」
中谷 「はい。可能になります」

質問 「我が国に対する攻撃の意思のない国に対して、新三要件が当てはまれば、我が国が攻撃する可能性は排除しないのか?」
中谷 「排除しません」


 つまり日本は、直接攻撃を受けていなくても相手国を攻撃することができるし、相手国に攻撃の意思がなくても、怪しいと思えれば、攻撃ができるというのだ。
 おいおい、これのどこが専守防衛なんだ?
 これって、日本が戦争を仕掛けるってことじゃないか?

 もちろん、これは相手国が日本を攻撃してくる可能性があるってことを前提にしているのだが、その可能性を判断するのは、時の政府。
 つまり政府が怪しいと考えれば、先制攻撃できる。

 いいのか? これで?

 たとえば、判断をする総理大臣が、好戦的で頭のおかしい人間だったら、どうするのか?
 現在の安倍内閣のように、首相と同じ考えのイエスマンばかりを集めた政権なら総理大臣の判断がすべてになる。
 あるいは、日本政府が勘違いで攻撃をおこなったら、日本が戦争を仕掛けたことになる。

 その最たる例が、アメリカによるイラク戦争。
 イラクには大量破壊兵器があるというブッシュの思い込み(あるいは確信犯?)により、戦争が始まった。
 日本にだって同じことが起こりうる。
 それに、歴史を見ればわかるとおり、そもそも戦争って、自国の防衛という名目でおこなわれるのである。
 おまけに現在は、特定秘密保護法があるから、国民には正確な情報が伝えられない。

 いやあ、ヤバいよ、今回の戦争法案

 公明党は、今回の先制攻撃容認をどう考えるのか?
 あなたたちの課した新三要件など、まったく歯止めになっていないじゃないか?
 専守防衛とは程遠い、先制攻撃をも可能にする法案になっているではないか?
 創価学会の人、現在の公明党執行部を何とかして!

 今回の戦争法案。
 もともと歯止めがきかないことを危惧されていたが、ついにそのことが明らかになった。


 
 いやいや、戦争する国になってるでしょう?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする