乃木坂46に激震が走った松村沙友理のスキャンダル。
「松村が文春に撮られました」と発表する運営スタッフ。
泣きじゃくるまっつん。
この事件に対する生駒里奈、西野七瀬、白石麻衣、橋本奈々未(今回は敬称略)の反応が興味深い。
生駒里奈は、
「乃木坂にも来たかーーー。(まっつんに付いた)灰色のイメージを白にするのは大変だと思った」
何と事態を客観的にとらえている。
これは意外だった。
何しろ生駒ちゃんって、プリンシパルで追い込まれてネガティブ発言をするまっつんに泣いて「そんなこと言わないでよ」と訴えるような、共感型の熱い子だと思っていたから。
これは彼女が大人になって物事を客観的にとらえられるようになったのか、もともとそういう面を持っていたのか。
いずれにしても、まっつんを突き放している。
いっしょに出演した釈明ラジオでもそうだったが、これから松村沙友理が背負って行かなくてはならないことをシビアに見ている。
さまざまな面を見せてくれる不思議な子だ。
西野七瀬は戸惑いを口にしながらも、
「みんな、怒ってるよ思いますよ」
なーちゃんはおとなしくて、あまり多くを語らない子だけど、おそらくメチャクチャ気が強いんだろうな。
復帰した秋元真夏がいきなり七福神に抜擢された時は納得できなくて大阪に帰り、乃木坂を辞めようと思ったようだし。
母親の反対を押し切って乃木坂の寮に入る時のエピソードも、彼女の芯の強さを感じたし。
白石麻衣はこう語った。
「どうして何も言ってくれなかったんだろうって思いました」
まっつんはいつも笑ってて、おおらかですが、実は他人に対して心の壁をつくってしまう子なんでしょうね。
壁をつくってしまうという点では、まいやんも同じ。
乃木坂に入る前の白石麻衣はまさにそうだった。
だから、まっつんのことが理解できるし、何も相談してくれなかったことが寂しかった。
橋本奈々未は男前だ。
きっぱりと、こう言い切った。
「男が悪い」
「グラビアの仕事をしていたのだから(松村が)アイドルだってことは知ってただろうし、妻子があるのに近づく方がおかしい」
奈々未さん、カッコいい!
今回の映画で、僕の中で一番株をあげたのは、ななみんだな。
前回、書いた仕事観もそうだったが、考え方が実に大人で理性的だ。
というわけで、ひとつの事件に対して、それぞれ違ったリアクションをする4人。
作品中では、大晦日のカウントダウンTVの楽屋で、HKT48が紅白で歌う姿を見るメンバーの姿が映されていたが、スキャンダルが紅白出場に影響したことは確かで、乃木坂のメンバーは、このシーンをどんな気持ちで見たのだろう。
ドキュメンタリー映画ではあるが、このシーンをありのままに映すカメラというのは残酷だ。
一方で、兼任していた生駒里奈がAKB48として紅白の画面に映った時は「出た、出た」と言って喜ぶメンバーたち。
これもまた彼女たちの姿でもある。
彼女たちは大きな悲しみと喜びの中で生きている。
目の前で起こることに一喜一憂し、必死に考えながら生きている。
※引用したメンバーの言葉については、記憶を頼りに書いているので、ディティルの違いはご容赦ください。
※関連記事 「悲しみの忘れ方」~乃木坂46の活動を通して新たな自分を見出した5人
「松村が文春に撮られました」と発表する運営スタッフ。
泣きじゃくるまっつん。
この事件に対する生駒里奈、西野七瀬、白石麻衣、橋本奈々未(今回は敬称略)の反応が興味深い。
生駒里奈は、
「乃木坂にも来たかーーー。(まっつんに付いた)灰色のイメージを白にするのは大変だと思った」
何と事態を客観的にとらえている。
これは意外だった。
何しろ生駒ちゃんって、プリンシパルで追い込まれてネガティブ発言をするまっつんに泣いて「そんなこと言わないでよ」と訴えるような、共感型の熱い子だと思っていたから。
これは彼女が大人になって物事を客観的にとらえられるようになったのか、もともとそういう面を持っていたのか。
いずれにしても、まっつんを突き放している。
いっしょに出演した釈明ラジオでもそうだったが、これから松村沙友理が背負って行かなくてはならないことをシビアに見ている。
さまざまな面を見せてくれる不思議な子だ。
西野七瀬は戸惑いを口にしながらも、
「みんな、怒ってるよ思いますよ」
なーちゃんはおとなしくて、あまり多くを語らない子だけど、おそらくメチャクチャ気が強いんだろうな。
復帰した秋元真夏がいきなり七福神に抜擢された時は納得できなくて大阪に帰り、乃木坂を辞めようと思ったようだし。
母親の反対を押し切って乃木坂の寮に入る時のエピソードも、彼女の芯の強さを感じたし。
白石麻衣はこう語った。
「どうして何も言ってくれなかったんだろうって思いました」
まっつんはいつも笑ってて、おおらかですが、実は他人に対して心の壁をつくってしまう子なんでしょうね。
壁をつくってしまうという点では、まいやんも同じ。
乃木坂に入る前の白石麻衣はまさにそうだった。
だから、まっつんのことが理解できるし、何も相談してくれなかったことが寂しかった。
橋本奈々未は男前だ。
きっぱりと、こう言い切った。
「男が悪い」
「グラビアの仕事をしていたのだから(松村が)アイドルだってことは知ってただろうし、妻子があるのに近づく方がおかしい」
奈々未さん、カッコいい!
今回の映画で、僕の中で一番株をあげたのは、ななみんだな。
前回、書いた仕事観もそうだったが、考え方が実に大人で理性的だ。
というわけで、ひとつの事件に対して、それぞれ違ったリアクションをする4人。
作品中では、大晦日のカウントダウンTVの楽屋で、HKT48が紅白で歌う姿を見るメンバーの姿が映されていたが、スキャンダルが紅白出場に影響したことは確かで、乃木坂のメンバーは、このシーンをどんな気持ちで見たのだろう。
ドキュメンタリー映画ではあるが、このシーンをありのままに映すカメラというのは残酷だ。
一方で、兼任していた生駒里奈がAKB48として紅白の画面に映った時は「出た、出た」と言って喜ぶメンバーたち。
これもまた彼女たちの姿でもある。
彼女たちは大きな悲しみと喜びの中で生きている。
目の前で起こることに一喜一憂し、必死に考えながら生きている。
※引用したメンバーの言葉については、記憶を頼りに書いているので、ディティルの違いはご容赦ください。
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