物事は形から入るのもありですよね。
〝契約結婚〟
〝火曜日はハグの日〟
みくり(新垣結衣)と平匡(星野源)はすべて形から入っている。
そこから感情が生まれ、恋愛に発展する。
公園でおこなったピクニック。
これも百合(石田ゆり子)の誤解を解くためのもので、必要に迫られてやったものだった。
しかし、そこから様々なものが生まれた。
平匡は子供の時の家族のピクニックでそばをがんばって食べたことを話し、みくりはそれで平匡の人柄や過去を知った。
みくりは友人の安恵(真野恵里菜)が離婚したことを話し、平匡は、みくりが「わたしはずっと安さんの味方だよ」と慰めたことを正しいと言った。
この平匡の言葉がうれしくて、みくりはハグしてほしいと頼んだ。
このハグは〝形〟や〝必要〟に迫られてやったものではなく、心からのものだった。
〝形〟が〝心〟になったのだ。
こんなふうにして、みくりと平匡は心の距離を縮めていくのだろう。
………………
平匡の子供の頃のピクニック話。
平匡の母親は父親を驚かそうと思って、父親の故郷の瓦そばのお弁当をつくった。
しかし、父親は激怒。
瓦そばは本来、茶そばでつくるもので、母親は普通のそばでつくってしまったからだ。
平匡にとってピクニックはつらい思い出でしかなかった。
しかし、これには平匡の知らない別の物語があった。
父親が、「本物の瓦そばを食べさせてやる」と言って、母親を瓦そばの店に連れていったのだ。
そのことが母親にとって、忘れられない最高の思い出になった。
人と人は物語を紡ぐ。
平匡の両親が、瓦そばピクニックで忘れられない思い出をつくったように、平匡とみくりも今回のハグ・ピクニックで最高の思い出をつくった。
茶そばを見れば、ピクニックのことを思い出すかもしれない。
ふたりにとって、今回のピクニックは〝心からハグをした記念日〟になった。
みくりの〝家事労働党〟が勝利した日でもあった(笑)
これからも、ふたりは素敵な物語を紡いでいくに違いない。
〝契約結婚〟
〝火曜日はハグの日〟
みくり(新垣結衣)と平匡(星野源)はすべて形から入っている。
そこから感情が生まれ、恋愛に発展する。
公園でおこなったピクニック。
これも百合(石田ゆり子)の誤解を解くためのもので、必要に迫られてやったものだった。
しかし、そこから様々なものが生まれた。
平匡は子供の時の家族のピクニックでそばをがんばって食べたことを話し、みくりはそれで平匡の人柄や過去を知った。
みくりは友人の安恵(真野恵里菜)が離婚したことを話し、平匡は、みくりが「わたしはずっと安さんの味方だよ」と慰めたことを正しいと言った。
この平匡の言葉がうれしくて、みくりはハグしてほしいと頼んだ。
このハグは〝形〟や〝必要〟に迫られてやったものではなく、心からのものだった。
〝形〟が〝心〟になったのだ。
こんなふうにして、みくりと平匡は心の距離を縮めていくのだろう。
………………
平匡の子供の頃のピクニック話。
平匡の母親は父親を驚かそうと思って、父親の故郷の瓦そばのお弁当をつくった。
しかし、父親は激怒。
瓦そばは本来、茶そばでつくるもので、母親は普通のそばでつくってしまったからだ。
平匡にとってピクニックはつらい思い出でしかなかった。
しかし、これには平匡の知らない別の物語があった。
父親が、「本物の瓦そばを食べさせてやる」と言って、母親を瓦そばの店に連れていったのだ。
そのことが母親にとって、忘れられない最高の思い出になった。
人と人は物語を紡ぐ。
平匡の両親が、瓦そばピクニックで忘れられない思い出をつくったように、平匡とみくりも今回のハグ・ピクニックで最高の思い出をつくった。
茶そばを見れば、ピクニックのことを思い出すかもしれない。
ふたりにとって、今回のピクニックは〝心からハグをした記念日〟になった。
みくりの〝家事労働党〟が勝利した日でもあった(笑)
これからも、ふたりは素敵な物語を紡いでいくに違いない。