「今日はちゃんと先に寝て下さい」
平匡(星野源)がみくり(新垣結衣)を気遣って、ハグの前倒しをした時の言葉だ。
この言葉にみくりはへなへなと崩れ落ちて、
「好きの嵐が……! わたしの中の平匡さん旋風が……!」
そして、妄想モードに入って、
『心のベスト10 第1位! 9999! 「今日はちゃんと先に寝て下さい」』(笑)
〝言葉の浸透力ハンパない〟のは平匡だけではなかったんですね。
みくりも平匡の言葉に旋風が吹き荒れてしまった。
しかし、言葉というのは時に厄介だ。
「聞いていいですか? どうしてわたしにキスしたんですか?」
「すみませんでした。雇用主として不適切な行為でした」
こんなふうにすれ違いをもたらす。
みくりの言葉はストレート過ぎるし、平匡のは逃げの言葉だ。
平匡にはストレートな言葉はまずいんですよね。
メールの言葉も、もし<二回目もお願いします>と送っていたら、平匡は高い壁をつくってしまっただろう。
ここは、<こちらこそよろしくお願いします。末永く>が正解。
このくらいの距離感が平匡にはちょうどいい。
なのに、みくりったらラストで、とんでもないストレートの剛速球を投げ込んでしまった。
「いいですよ、わたしは。
平匡さんとなら、そんなことしても」
もう一度、繰り返そう。
「いいですよ、わたしは。
平匡さんとなら、そんなことしても」
おおおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!
何という超ドストレートな剛速球!!
ガッキーにこんなこと言われたら、平匡でなくても、うろたえるよね!!
結果はもちろん予想どおり。
「ごめんなさい。無理です、僕には」
みくりもこんな言葉を言ってしまった自分が恥ずかしくて家出。
こんなふうに言葉は、誤解、すれ違い、溝をもたらすんですよね。
どんな言葉を選んで使うかは本当に大変。
むしろ心を通じ合わせるには、言葉なんか要らないのかもしれない。
〝手を握って、キスして、ハグする〟
ただ、これだけでいい。
言葉は邪魔。
実際、〝手を握って、キスして、ハグした〟時のふたりは本当にいい感じだった。
その後の余計な言葉、「いいですよ、わたしは。平匡さんとならそんなことしても」が溝をつくってしまった。
先週も書いたけど、今から考えると、『東京ラブストーリー』の「カンチ、セックスしよう」はすごい言葉だな~。
あの時代は、「カンチ、セックスしよう」が共感を呼んでいた。
しかし現在は、
「いいですよ、わたしは。平匡さんとならそんなことしても」
で、うろたえるふたり。
これが今の時代の恋愛ドラマなんですね。
ところで、ナインティーンナインの岡村隆史さんはガッキー大好きで、女性に対しては<平匡>みたいな所があるけど、このドラマをどう見ているのだろう。
平匡(星野源)がみくり(新垣結衣)を気遣って、ハグの前倒しをした時の言葉だ。
この言葉にみくりはへなへなと崩れ落ちて、
「好きの嵐が……! わたしの中の平匡さん旋風が……!」
そして、妄想モードに入って、
『心のベスト10 第1位! 9999! 「今日はちゃんと先に寝て下さい」』(笑)
〝言葉の浸透力ハンパない〟のは平匡だけではなかったんですね。
みくりも平匡の言葉に旋風が吹き荒れてしまった。
しかし、言葉というのは時に厄介だ。
「聞いていいですか? どうしてわたしにキスしたんですか?」
「すみませんでした。雇用主として不適切な行為でした」
こんなふうにすれ違いをもたらす。
みくりの言葉はストレート過ぎるし、平匡のは逃げの言葉だ。
平匡にはストレートな言葉はまずいんですよね。
メールの言葉も、もし<二回目もお願いします>と送っていたら、平匡は高い壁をつくってしまっただろう。
ここは、<こちらこそよろしくお願いします。末永く>が正解。
このくらいの距離感が平匡にはちょうどいい。
なのに、みくりったらラストで、とんでもないストレートの剛速球を投げ込んでしまった。
「いいですよ、わたしは。
平匡さんとなら、そんなことしても」
もう一度、繰り返そう。
「いいですよ、わたしは。
平匡さんとなら、そんなことしても」
おおおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!
何という超ドストレートな剛速球!!
ガッキーにこんなこと言われたら、平匡でなくても、うろたえるよね!!
結果はもちろん予想どおり。
「ごめんなさい。無理です、僕には」
みくりもこんな言葉を言ってしまった自分が恥ずかしくて家出。
こんなふうに言葉は、誤解、すれ違い、溝をもたらすんですよね。
どんな言葉を選んで使うかは本当に大変。
むしろ心を通じ合わせるには、言葉なんか要らないのかもしれない。
〝手を握って、キスして、ハグする〟
ただ、これだけでいい。
言葉は邪魔。
実際、〝手を握って、キスして、ハグした〟時のふたりは本当にいい感じだった。
その後の余計な言葉、「いいですよ、わたしは。平匡さんとならそんなことしても」が溝をつくってしまった。
先週も書いたけど、今から考えると、『東京ラブストーリー』の「カンチ、セックスしよう」はすごい言葉だな~。
あの時代は、「カンチ、セックスしよう」が共感を呼んでいた。
しかし現在は、
「いいですよ、わたしは。平匡さんとならそんなことしても」
で、うろたえるふたり。
これが今の時代の恋愛ドラマなんですね。
ところで、ナインティーンナインの岡村隆史さんはガッキー大好きで、女性に対しては<平匡>みたいな所があるけど、このドラマをどう見ているのだろう。