平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

悲報~安倍首相が生肉で戦争法案を説明! もう笑ってあきれるしかない……

2015年07月21日 | 事件・出来事
 安倍首相が生肉を使って戦争法案を説明?

 それが以下の画像である。

 

 おこなわれたのは、昨日のフジテレビ『みんなのニュース』で安倍首相が生出演した時のこと。
 このエイリアンみたいな生肉は、実は炎と煙。
 首相は火事を例に出して戦争法案を説明したのだが、笑・笑・笑!
 おまけにアメリカの家は大きくて、はなれ(←ひらがな)があって、日本は小さい!www
 消防士も消防車も薄っぺらい!www

 そもそもこれが一国の首相がやることかねえ?
 あまりにも滑稽すぎる。
 オバマやプーチンや習近平なら絶対にやらないだろう。

 おまけに火事を集団的自衛権にたとえる愚かさ!

 安倍さん、戦争は火事の火を消しに行くのではないのですよ!
 殺し合いをするんですよ。
 一般市民を巻き添えにして殺すこともあるんですよ。
 それに火事を消しに行くっていうのは、災害救援活動ですから。

 火事は火が消えれば一件落着だが、戦争は恨みを残す。
 イラク戦争が「イスラム国」を生んだように戦争は永遠に続いていく。
 安倍さんはアメリカについていくと考えているようだけど、イラク戦争を始めとしてアメリカの戦争はアメリカの利権確保のためにおこなった間違った戦争ばかり。
 日本は加害者になるのか?
 恨まれて、日本がテロに遭うことを容認するのか?

 以前も書いたが、こんな例を持ってくるあたり、安倍首相はバカなのか、国民をバカにしてるのかのどちらかだろう。
 首相の側近は、この生肉のような煙を見て、やめさせようとは思わなかったのか?

 こりゃあ、1万人を超える学者の方々が声をあげるのはわかるね。
 だって安倍首相の言動に、全然、知性を感じないんだもん。

 三連休の最後の日、思いきり笑わせていただきました!
 同時にこの人についていったら、絶対に日本は滅びるねって思いました。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

乃木坂ちゃんが大河ドラマ「花燃ゆ」に出演!~生駒里奈は世が世ならお姫様?

2015年07月20日 | アイドル
 大河ドラマ『花燃ゆ』に乃木坂ちゃんが出演!

 

 おおっ、テロップに名前が!
 こうやって見ると、優雅な名前が多いね。

 

 出番は後半。
 毛利家の世継ぎを生ませる10人の側女の役!
〝生ませる〟なんて書くと、現代では男尊女卑とクレイムが来そうですが、お許し下さい。

 それと、大河ファンの皆さんは乃木坂ちゃんたちを怒らないで下さい。
 悪いのは話題づくりを企んだオトナたちで、彼女たちは純粋に大河ドラマに出演できたことを喜んでいるのです。

 関連エピソードを書くと、後列右から二人目の真夏さん(秋元真夏)は頭が大きすぎて、かつらがなかなか入らなかった……。
 真夏さん、落ち込むな……! ファイト!

 下の画像の右側の生駒ちゃん(生駒里奈)は、豊臣秀吉に仕えた戦国大名・生駒親正の末裔と言われている。

 

 その由来は次のようなもの。
 関ヶ原の戦いで東軍についた生駒親正の子・一正は讃岐十七万三千石の大名となったが、孫・高俊の代に「生駒騒動」と呼ばれる事件があり、讃岐国は取り上げられ出羽国由利郡へ配流となった。
 そして、生駒里奈は出羽国由利郡(=秋田県由利本荘市)出身。
 彼女は世が世ならお姫様だったんですね。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花燃ゆ 第29回「女たちの園」~お世継ぎを産み育て、毛利家を守らねばならぬ。それこそが我らの誇り!

2015年07月20日 | 大河ドラマ・時代劇
 大奥のリストラ。
 文(井上真央)が考えた策は次のようなものだった。

 蔵にあるお道具を売って、お金にする。
 そのお金を使って、いとまごいをされた者への手当とする。

 なるほど。
 これだと、ただ単純にリストラするよりは有効ですよね。
 蔵の中に仕舞われていた道具は別の人に使われて活き、いとまごいをされた女中たちも藩への忠誠を失わない。
 普通にリストラをやっていたら、おそらく女中たちの心は藩から離反していただろう。
 なかなかの妙案である。

 しかし、そんな文の思いとは別の形の思惑が進行していた。
 女中たちをリストラしたのは、世継ぎを生むための10人の側女を城に入れるためだった。
 都美姫(松坂慶子)は言う。

「表ではこの毛利家を残すために日々政がなされ、殿や多くの家臣が身を削り、働いておる。
 我らもまた同じ。
 お世継ぎを産み育て、毛利家を守らねばならぬ。
 それこそが我らの誇り。
 心せよ!」

 文が庶民感覚で考えることと、都美姫ら上の人間が考えることは大きく違う。
 文の妙案がなければ、おそらく女中たちは何の手当もなく切られただろうが、上の人間とはそういうもの。
 非情で、大きなものを守るために、小さなものは切って捨てる。
 組織を守るために何かを簡単に犠牲にする。

 それは椋梨(内藤剛志)が周布政之助(石丸幹二)に責任を取らせて切腹させたのも同じ。
 藩を守るために周布をいけにえにした。

 これらの事柄を通して、文は上の世界の非情さを学んだことだろう。
 良い悪いは別として、上の人間には上の人間の理屈があり、組織を守るために必死なのである。
 これは文の庶民感覚の理想主義など吹き飛ばしてしまう。
 文はまだまだ甘い。

 来週は銀姫(田中麗奈)の苦悩が語られるようであるが、さまざまなことを見聞きして学べ、文!
 自分の居場所をつくり出せ!

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

姑息! 戦争法案を通すために安倍首相がおこなってきたことをまとめてみた

2015年07月19日 | 事件・出来事

 安倍首相が戦争法案を通すために、いかに姑息な手段をとってきたかを列挙してみる。

★同じ意見の人間ばかりを集めた安保法制懇
 集団的自衛権の行使は現在の憲法の下でも認められるという結論を出した安保法制懇。
 しかし、メンバーは皆、賛成派ばかり。
 このメンバーのうち、憲法学者はたったひとりで、賛成派の西修教授。
 これでは始めから結論ありきだ。

★閣議決定
 本来なら憲法改正を発議して、国民投票をするべき問題なのに閣議決定で決めている。
 このやり方が通用するなら、権力者を縛るための憲法は完全に骨抜きだ。

 ★内閣法制局長官を賛成派に
 これまで内閣法制局は、集団的自衛権の行使をできないと言ってきたのだが、人事で賛成派の人間を抜擢した。
 現在の横畠裕介氏と前任者の小松一郎氏だ。
 ひどい話である。
 戦後70年の積み上げの話をたったふたりの人間で変えてしまった。
 横畠、小松氏の罪は重い。

 ★総選挙では集団的自衛権についてほとんど触れず
 昨年の12月の総選挙。
 安倍総理は「これはアベノミクスと消費税凍結の判断の是非を問う選挙だ」と言った。
 集団的自衛権に関しては、公約集にチョロッと書いているだけ。
 それが今頃になって、「集団的自衛権の行使は昨年の総選挙で国民の支持を得た」と話すのは、安倍さん、いくらなんでも無理だろう。
 こういうのを厚顔無恥という。

 ★法案が提出されたのは何と5月
 国家は今年の1月からおこなわれているのに、今回の戦争法案が提出されたのは5月のゴールデンウィーク明け。
 おいおい、こんなに重要な法案なんだからもっと前に出せよ。
 理由は4月の統一地方選挙に影響するから。
 あるいは短期間で、国民が気づかないうちにパパッと通してしまおうと思ったのか?
 やり方が実に姑息である。

 ★アメリカの議会で約束
 安倍首相はアメリカの議会でこう演説した。
「この夏までに安全保障法案を成立させます」
 日本の国会で通過していないことをアメリカの議会で約束してくるなんて。
 国民軽視、国会軽視もはなはだしい。
 要はアメリカで拍手喝采を浴びてカッコつけたいだけ。
 本当に軽い人だ。

 ★砂川判決を正当性の根拠に
 憲法学者から「違憲」の意見が出て来ると、砂川判決という最高裁の判決を持ってきて合憲とした。
 でも、この砂川判決、アメリカ軍の日本駐留の是非を問うたもので、集団的自衛権のことはいっさい触れていない。
 おまけに、この判決、すでにアメリカの公文書で明らかになっていることであるが、判決を出した裁判官はアメリカから圧力を受けていたらしい。
 こんなものを無理矢理、合憲の根拠とされてもね~。
 本当に何でもありだな。
 
 ★11本の法案をまとめて出すという暴挙
 今回の戦争法案、何と11本の法案がまとめて出されたものである。
 これでは十分な審議などできるわけがない。
 与党自民党は110時間の審議を重ねたと主張しているが、単純に割り算すると、一本の法案に費やされた時間は10時間となる。
 こんな重要法案がたったの10時間!?
 国民にわからないうちに通してしまおうとする意図が見え見えである。
 やっぱり、やり方が姑息だ。

 ★強行採決
 国民の80%が慎重な審議を望み、60%が反対しているのに強行採決。
 国会審議では安倍首相自体も「国民の理解が十分に進んでいるとは言えない」と答弁していたのに。
 強行採決した理由はわかるよ。
 アメリカと約束したからでしょう?
 これ以上、審議が長引くと、国民にこの法案の矛盾やひどさが、ますますわかってしまうからでしょう?

 というわけで、
 こんなに卑怯で姑息な方法で、日本を戦争できる国にしてしまった安倍首相。

 いやぁ、長年生きてきたけど、こんなひどい総理大臣ははじめてだよ。
 あのむくんだ顔と舌足らずなしゃべりを見ただけで気分が悪くなる。
 一刻も早い退場を願うばかりである。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新国立競技場が白紙に~安倍首相のウソとインチキ、森元総理のトンデモ金銭感覚!

2015年07月18日 | 事件・出来事
 安倍首相が新国立競技場を白紙撤回。
 どーせ、支持率を気にしてのことだろう?
 わかりやすいな~。
 こんな見え見えな思惑に、国民はもうダマされないよ。
「安倍さんのリーダシップってスゴい」なんて誰も思わない。

 安倍首相は「一ヶ月前から計画の見直しを検討していた」って昨日、記者に答えていたけど、本当かな?
 一週間前の国会では「国際公約違反になる」「時間的に間に合わない」と言っていたのに。
 6月29日には下村文部科学大臣はわざわざ関係者会議を開き、「現行のデザインで行く」と決定したのに、どういうことか?
 安倍首相、一ヶ月前は何も考えていなかったんじゃないの?

 昨日の森喜朗元総理の発言は、彼の金銭感覚や意識を反映している。
「国がたった2500億円出せなかったのかね」
「何を基準に『高い』と言うんだね。皆、『高い、高い』と言うけれど」

 えっと……、中国のメイン会場の建築費は約500億です。
 リオデジャネイロは500億以下。
 なのに森元総理は、「国がたった2500億出せなかったのかね」
 おそらく新国立競技場の件は氷山の一角で、同じ様な感覚で他の公共事業もおこなわれたんだろうな。
 これじゃあ、国の借金が1000兆にもなるわけだ。
 こういう昔の金銭感覚の方には、早くご退場願いたい。

 安倍首相について、森元総理は産経新聞で、こんなことを暴露している。
「2013年9月のブエノスアイレスのIOC総会で日本に投票した委員は「日本はこんなすごいものを造るのか」となった。それに安倍晋三首相は「他のどんな競技場とも似ていない真新しいスタジアムから確かな財源措置に至るまで、その確実な実行が確証されている」と演説して大拍手だったわけよ」
 いかにも安倍さんらしい。
 <世界から賞賛される日本>が大好き。
 海外で演説して大きな拍手を受けるのが大好物。
 国と自分のナルシシズムがいっしょになっている。
 自分の国がスゴイと言われれば、誰だって悪い気はしないが、度が過ぎると気持ち悪い。
 それに2500億もかければ、誰にだって立派なものができますよ。
 要は金。成金趣味。
 他の価値観を提示できないのか?
 仮に中国と同じ500億で競技場をつくって、それが中国の競技場よりあらゆる面で素晴らしかった、と言われる方が、よっほど凄くないか?

 あとは、今回の責任問題。
 いったい、誰が責任を取るのか?
 何しろラグビーのワールドカップに間に合わず、デザインをしたザハ氏には13億のデザイン費と違約金を無駄に払うのだから、大きな問題。
 国の国際的信頼も損なった。
 このようなことがあったら、一般企業なら、関係者・担当者は責任を取らされる。
 普通なら森さんか下村文科大臣が辞任すべき。

 国の人間はいいよね、誰も責任を取らなくていいのだから。
 あとは、安倍首相のインチキがまたひとつ明らかになった。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

戦争法案~自民党って感じ悪いよね、気持ち悪いよね。公明党は平和の党の名を捨てよ!

2015年07月17日 | 事件・出来事
 戦争法案が衆議院を通過しました。
 これがその画像です。

 

 よく覚えておきましょうね。
 彼らが、日本を<戦争する国>にした人たちです。
 憲法を勝手な解釈で壊した人たちです。
 戦争できる国が誇りある国と考える<国家主義者たち>です。

 つまり、自民党、公明党、次世代の党。

 自民党は気持ち悪いよな~。
 以前なら造反者も出たのだが、それがほとんどいない。
 ロボットのように全員が同じ。
 造反して欠席したのは、以前から反対している村上誠一郎議員を含めてたったの2名。
 他に気骨のある政治家はいないのか?
 そんなに安倍執行部が怖いのか?

 公明党は<平和の党>の看板を捨てて下さい。
 これまでの国会審議で、昨年、自分たちが課した歯止めがまったく効かないことがわかったでしょう?
 安倍首相の答弁に拠れば、いつのまにか敵基地への先制攻撃もありになってしまっている。
 戦争するかしないかは、時の政府の判断で決めることになっている。
 公明党は「これでは話が違う」と言うべきなのに、それをしない。
 なので、これからは<疑似自民党><戦争の党>と名乗って下さい。
 創価学会の人は怒った方がいいですよ。

 次世代の党は、どうでもいいや。
 どんどん議席を減らしてくれ。

 上の写真でよかったことは、反対者が退出して、議場の席が空いていることだ。
 これが全部埋まっていたら、戦争中の<大政翼賛会>になってしまう。
 民主党や維新の党の一部には、密かに大政翼賛会に入りたいと思ってる人もいるみたいだけど。
 日本の民主主義がギリギリ踏ん張っている。


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安倍疲れ~戦争法案強行採決でヘトヘトだけど、がんばるよ!

2015年07月16日 | 事件・出来事

 <安倍疲れ>

 昨日の国会で民主党の辻本清美さんが言っていた言葉だ。
 どういう意味かと言うと、
 <安倍首相のやること、なすことに本気になって批判していると、疲労困憊してしまう>という意味だ。
 確かに。
 昨日の強行採決で、こちらはヘトヘトだよ。
 失恋した時よりも落ち込む。

 本日の朝日新聞・天声人語は<侮辱>というテーマで、安倍政権を批判している。

 ひとつは、国民に対する侮辱。
 国民の半数以上が反対し、80%が慎重な審議を求めているのに、強行採決。
 侮辱以外の何者でもない。
 自民党幹部は「一時的に支持率は下がるだろうが、今度の三連休を過ぎれば、国民は忘れる」と考えているようだし。

 ふたつめは、議会に対する侮辱。
 国会の審議を経ていないのに勝手にアメリカの議会で約束してくる安倍首相は完全に国会を軽視し、侮辱している。
 与党が多数を占める国会では、議会など自分の思うがままだと考えている。
 安倍自民党は審議の時間を110時間も費やしたと言うけれど、今回は全部11本の法案をまとめて審議した。だから1本の法律あたりの審議は、たった10時間!
 ひどいというか姑息だよね。

 三つめは、最高裁に対する侮辱。
 今回、政府が持ち出して来た、集団的自衛権が合憲だという根拠の砂川判決。
 しかし、これは米軍駐留の合憲性が問われたもので、集団的自衛権にはまったく触れられていない。
 こんなものを持ち出して<合憲>と言われてもねえ。
 最高裁は怒った方がいいよ。

 今回の戦争法案以外にも、安倍自民党がしてきたことは、
・一部の人しか潤わないアベノミクス
・一生、派遣社員で使い続けることを可能にする派遣法の改悪
・格差拡大
・必ずしも社会福祉に使われていない消費税
・何が秘密かわからない特定秘密保護法
・円安による物価高
・電力会社の利益のために再稼働される原発
・小渕優子を始めとする閣僚の政治資金問題
・昨年の早く結婚しろよ発言
・最後は金目発言
・マスコミ懲らしめる発言
・NHKの私物化
・沖縄の民意を無視した、上から目線の基地建設
・膨大な金額&ずさんな予算管理の新国立競技場←支持率UPのために見直すと言っているが…。
 そして極めつけは、
・ポツダム宣言を読んだこともなく、ヤンキーのケンカで集団的自衛権を説明する低レベルな例えを得意になって語る安倍首相の知性。

 というわけで、安倍自民党のやること、なすことでヘトヘトなのですよ。
 完全に安倍疲れ。

 でも、作家の澤地久枝さんは偉いね。
 85歳になられるのに、こんなことをおっしゃっている。

「ひどい政治状況を見ていると、絶望感に襲われますが、絶望したら終わりです。
 これから参院の審議もある。
 ひとり一人の力は弱くても、声が広がっていけば世の中は確実に変わります。
 私が若いころは、女性が子育てをしながら仕事をすることは御法度だったけど、今では当たり前でしょ。
 権力にモノを言うことに勇気が試される時代です。
 でも権力は放っておくと悪さをしますから。手遅れにならないように、私は私の小さい旗を掲げ続けます」

 安倍疲れ、などと言っている場合ではない。


※参照記事
 天声人語/民主主義への侮辱だ(朝日新聞デジタル)

 安保法案、議論は尽くされたか 澤地久枝さんらに聞く(朝日新聞デジタル)

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本日、強行採決~戦争法案の怖ろしさ、愚かさをあらためて考えてみた

2015年07月15日 | 事件・出来事
 本日、衆議院で、強行採決されようとしている戦争法案。
 その問題点をあらためて書いてみる。

★違憲であること
 99%の憲法学者が違憲と言っている。
 合憲と言っているのは、僕の知るかぎり、安倍首相のお友達のたったの3人!

★内閣が自分の勝手な意思で憲法解釈を変えることの怖ろしさ
 安倍首相以前の内閣は、集団的自衛権は行使できないという見解をとってきた。
 しかし、安倍首相はこれを変更。
 自分の言うことを聞く横畠裕介なる人物を内閣法制局長官にして。

 これがまかり通れば、時の権力者が憲法を無視して思うがままにできるようになる。
 憲法は権力者を縛るものであるが、これで憲法は形骸化、骨抜きになる。
 結果、登場するのは〝独裁者〟。
 そんなことはないと思われる方もいるかもしれないが、ナチスは<全権委任法>という法律をつくってワイマール憲法を骨抜きにした。
 先日の勉強会で出た「批判的なマスコミは懲らしめる」発言のように、現在の安倍自民党にはそういった傾向が多々ある。

★戦争するかしないかは、時の政府が決めるという怖ろしさ
 これまでの国会審議でわかったことは、戦争するかしないかは「政府が総合的に判断して決める」ということだ。
 しかし、その判断して決める政府がバカで好戦的だったら、どうなるか?
 バカな首相のせいで国民は戦争に参加させられる。
 特定秘密保護法があるから、戦争中の大本営発表のように正しい情報が教えられず、国民はまともな判断ができなくなる。

 おそらく安倍首相は、戦前のような国をつくろうとしているのだろう。
 軍隊をしっかり持っていて、世界の紛争にも列強のひとつとして参加する国。
 これが〝誇りある国〟だと思っている。
 僕は<文化が豊かな平和ブランドの国>こそが〝誇りある国〟だと思うけどね。
 <一発の銃弾も撃たず、他国の人を殺さない国>こそが〝誇りある国〟だと思うけどね。

★敵国をつくり増やすことの愚かさ
 戦争に後方支援であれ荷担すれば、攻められた国は日本を敵国だと考える。
 たとえば、安倍首相が例に挙げるホルムズ湾での機雷掃海。
 もし、これをやれば、イランは日本を敵国と見なす。それ以前は良好な関係だったのに。
 こうして、どんどん敵を増やしていくことは賢いやり方なのか?
 このままだとロシアなんかも日本の敵になりそう。
 今までどおり専守防衛に徹して、紛争地域では軍事以外の人道支援という形に徹すればいいと思うのだが、どうだろう?

★アメリカの戦争に参加することの愚かさ
 ベトナム・アフガニスタン・イラク……今までアメリカは間違った戦争ばかりをしてきた。
 特にアフガニスタン・イラクでは中東に混乱をまねき、「イスラム国」のようなテロ集団を出現させた。
 このようなアメリカの戦争に日本が手を貸すことは正しいのか?
 間違った戦争に手を貸して、加害者になる可能性は大いにある。

 まだまだ他にも問題点はあると思いますが、以上のような点で、僕は今回の戦争法案に反対です。
 時間を見つけて、国会前に行こうと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

政府は隠蔽? ジャーナリスト安田純平氏がシリアで拘束

2015年07月14日 | 事件・出来事

 シリアでジャーナリストの安田純平氏が拘束されているらしい。

 なのに、政府はこの件を認めていない。
 明日にも衆議院で採決されようとしている<戦争法案>に影響が出るからである。

 今回の戦争法案が成立すれば、日本人は海外で標的にされる、国内のテロの可能性も高くなる。
 安田さんのことが公になれば、この現実を国民が知る所になり、戦争法案への反対の声が強くなる。
 政府はこれを怖れているのだ。

 だから、安田さんの件が発表されるのは、戦争法案が衆議院を通過してから。
 ちょうどいい話題逸らしになりますしね。
 もしかしたら、『このような事態を避けるためにも今回の戦争法案は必要なんだ』という理屈に持っていくかもしれない。

 安田純平さんには無事に戻ってきてほしい。
 できれば、誤報であってほしい。
 しかし、もし事実だとしたら、安田さんが拘束されるのは二度目だから、大きなバッシングを受けるだろう。
 政府は、この件をさまざまな形で利用してくるに違いない。

 後藤さん、湯川さんを実質、見殺しにした安倍政権。
 今度はしっかり対応して、救出せよ。
 政治の道具に使うな。


 ※参照記事 
 安田純平氏がシリアで拘束されるも、安倍官邸が安保法制への影響を考え情報を隠蔽!?(リテラ)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花燃ゆ 第28回「泣かない女」~思う存分、狂うてやれ。それも供養じゃ

2015年07月13日 | 大河ドラマ・時代劇

 文(井上真央)は言う。
「だんなさまが動かそうとしたものを、その先にあるものを見てみたい」
 文の母・滝(檀ふみ)は言う。
「文は自分の目と耳で、自分が生きている場所を確かめたいのでしょう」

 なるほど、これが新しい文の行動の理由なのか。
 やっと主人公らしくなって来ましたね。
 でも、文にとっては、これからがつらい所。
 冷たい目で見られ、理不尽な目に遭い、おそらく権力闘争の醜さ・愚かさを知ることになる。

 こんな文を高杉晋作(高良健吾)は応援する。
「人になんて勝手に言わせておけ。俺はおのれの心のままに生きる」
「お前も奥でやらかしてやれ。思う存分、狂うてやれ。それも供養じゃ」

 さすが高杉、修羅の道に生きることを決めた男ならではの言葉。
「それも供養じゃ」とつけ足したのも深い。
 普通の人間なら、夫を亡くしたのだから心穏やかに過ごして供養しろ、とアドバイスする。
 だが、高杉はそう言わない。
 文にも<修羅の道を生きろ>と発破をかけている。
 それが亡き夫・久坂が見たものを見る道だと教えている。

 一方、伊之助(大沢たかお)は高杉とは違うようだ。
 文が平和に穏やかに暮らすのが久坂の願いだと考え、大奥勤めに反対する。
 伊之助は常識人ですね。
 でも、やさしい。
 後半は考えを改め、寅次郎と久坂と伊之助が見守っていることを意味する<美和>という名をおくる。

 というわけで、伊之助も高杉もいい男!
 それぞれのやり方で、文を見守り、応援している。

 さて、このふたりの励ましによって、強くなった文。
 彼女は誓う。
「わたしは決して逃げません。
 生き抜いてみせます、あなたの妻として」

 さて、覚悟を決めた文は今後何をやらかすか?
 どんな景色を見るか?

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする