EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

土佐くろしお鉄道阿佐線

2008年06月17日 | 四国

040718gomennaharitkt964010  土佐くろしお鉄道阿佐線は通称ごめん・なはり線と呼ばれる02年に開業した新しい路線だ。国鉄時代に建設が計画され、国鉄改革による凍結されて、第3セクター鉄道として開業した路線で、このためコンクリートで固められた新線となっている。同線には04年7月の四国遠征で乗り潰しを達成している。7月16日夜に四国入りして、深夜に高松のホテルに入り、一泊して、翌朝から四国征伐へと取りかかっていた。17日は牟岐線、阿佐海岸鉄道と土佐電の一部を乗り潰して高知駅前のホテルに一泊した。翌18日は早朝から鉄活動を開始し、JR土讃線特急南風に乗って後免へ。この時は規格切符(名前は失念)を使用していたので、特急南風を下駄代わりに利用できた。後免でキハ58系他の普通列車を撮影し、早速土佐くろしお鉄道へ。確か土佐くろしお鉄道も使える切符だったので、切符を買う面倒はなかった。くじらのような外観のオープンデッキ車に乗りたかったが、早朝のため運行はなかった。まだ新しい気動車に乗って、先述したコンクリートで固められた新線を快調に走った。阪神タイガースのキャンプ地で有名な安芸など、これまで鉄道に見放された地域に鉄道が開通したのは喜ばしいことだが、如何せん沿線人口は少なそうで、モータリゼーションの進行もあり、ごめん・なはり線も新線として意気揚揚と開業したものの、今後の見通しは不透明なところが多い。終点の奈半利は1面1線の高架駅で前日に乗った阿佐海岸鉄道の甲浦同様に終点の駅としては寂しい感じの駅だった。もっとも甲浦に比べると周辺には町が広がり、駅自体も比べ物にならないほど立派だった。ここから先、甲浦方面へ延伸して、高知と徳島をつなぐ路線の実現は難しそうだ。