5月1日日曜日。新鳥栖駅見物を終えて、遅れ加減の長崎線普通に乗り込み、博多に戻る。鳥栖で待望の立ち食いうどんを食す。新鳥栖にも立ち食いがあったので、そちらも試食してみたかったが、鳥栖へ来れば鳥栖のかしわうどんを食すべきと言うことで鳥栖まで我慢してきた。よく6番線の立ち食いがうまいとかいう話を聞くが、店の造りはどこも一緒なので、乗換えの都合で今回は1番線の立ち食いを利用。後で調べたら、各番線とも業者が違うようで、6番線の中央軒という店が新鳥栖にも店を出しているらしい。味的にはしょっちゅう食べているわけではないので、1番線も6番線もあまり変わらないのでは?というのが味オンチな私の感想である。
鳥栖からは快速に乗って博多へと戻る。先行のかもめが遅れており、快速はその発車を待って鳥栖を出る。しばらくそのかもめが先行するため、ゆっくり走るが、かもめが飛ばして差を広げていくのか、快速の方も徐々に速度を上げていく。南福岡で運転士交代のため、ちょっとの間停車して、さらに前が空いていたのか、あるいは南福岡からの運転士が飛ばし屋だったのかわからないが、120km/hでかっ飛ばして博多に到着した。博多は今回の遠征で1回来ているが、早朝の為あまりじっくり見ていない。去年も改装中に1度来ているが、頻繁に出たり入ったりしていないので全体がつかめていない。かつて豪遊券や周遊券があった時代には博多を起点にドリームつばめやドリームにちりんに乗って九州各所を廻ったため、博多駅をぶらつくことが多かった。今は単なる通過駅として利用することが多い為、あまりじっくり博多駅界隈を楽しむことがない。今回は博多シティの見物も一つの目玉と考えていたが、実際には新幹線各駅の見物が長引いたため、あまりじっくり見て回れなかった。5月4日に開業した大阪ステーションシティほどの規模ではないが、九州の中心駅に相応しい駅に出来上がった印象が強い。在来線のホーム自体は昨年ほぼ出来上がっていた感じで、今回目新しいと言えば、博多シティのビルが出来上がっているということぐらいだろうか。ホームの博多らーめんも従来どおり、小倉方に健在していたし、大きく変わった印象はない。たまたま夕方の便の787系有明を見かけたが、これが長洲行きとなっていたのが目新しいところだろうか。他にも在来線の列車は細かいところまで見れば変化が多いが、なかなかそこまで見て回れない。