EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

魅惑の阪急電車

2011年06月04日 | 近畿

110521hkyim3058 映画阪急電車のヘッドマークと2枚看板の3000系普通

 5月21日土曜日。JR宝塚線で381系こうのとりを撮影して、宝塚から阪急に乗り換えた。阪急では9003Fの撮影がまだだが、それはいつでも撮れるので、今津線で2枚看板の3000系を狙うことにする。と言うことで今津線に入ることにし、朝の時間帯で2号線から発車する7000系普通を見送り、次の3号線発車の電車を待つ。残念ながら表示幕の3000系が来たので、これの先頭車に乗り込み、どこかで2枚看板とすれ違うかチェックする。先頭車は宝塚出発時点ではそれほど混み合っていなかったが、途中の各駅から次々と乗客が増えていき、満員御礼状態となった。西宮北口の構造上前寄りが混むのは仕方ないが、後ろ寄りとの混雑率の差があまりにも大き過ぎる。これを是正するには西宮北口駅を高架化して、神戸線の上に今津線のホームを造り、南北今津線を元通りつなげるしかないのだろう。途中2枚看板の3000系とすれ違ったので、満員の車内からなんとか抜け出して甲東園で下車。定番のカーブで撮影をすることにした。前を走る6000系は上手く撮れたが、ギャラリーが増えた本番の2枚看板は後ろで撮っていた兄ちゃんのポジションを気を使い過ぎてほとんどがパンタが切れる写真となってしまった。撮影後急いで最後部の車両に乗り込み西宮北口で再び停車中の写真を撮りまくる。映画阪急電車のヘッドマーク付きの電車は京都線などでも走っているが、やはり本家と言える今津線で2枚看板となると趣が違う。また、今津線の繁盛ぶりを見るとある意味今の阪急の隠れた屋台骨となっているのではないかとさえ思えてくる。

110521hkyim30585 遠く子供の頃を回想させてくれる阪急電車の姿を残す3000系