フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

色づいた銀杏畑

2010-10-05 20:41:51 | 日記
10月5日 火曜日 晴れ

体調がイマイチ。元気になれるように朝からストレッチを丁寧にしました。
目眩は手を尽くす術が分からないのですが、背中が痛いとか頭が痛いという時は、大丈夫です。
ストレッチやマッサージで多少軽減されるのです。

そんな朝は、温いお風呂にゆっくりつかりその後、ストレッチをします。
今日も同じようにトライしたのですが、快調にはほど遠い感じでした。

携帯に先日母の所へ行った時の写真が入っているのに気がつきました。
母の家のお隣さんへ、ご挨拶に伺う時に撮した物です。長閑で大好きな景色です。
昔は水田でしたが、今はイチョウの木を植えて銀杏を収穫しています。

そのお隣のおばさんがこの所体調が悪く入退院を繰り返しています。
年取ったご夫婦だけで住んでいますから、農作業も家事仕事も小父さん一人でしなくてはなりません。

銀杏畑を歩いていましたら、銀杏が沢山落ちているのです。腐ってしまっている物もありました。
おばさんはまだ体調が良くないとすぐ分かりました。
銀杏もある程度になりましたら、落ちる前に収穫しているのです。

その作業をする人が居ない証拠です。何となく気が重くなってきました。
台所の木戸をノックしましたら、声がしました。息子さんの奥様の声でした。
台所の土間に入って奥の居間を見ましたら、おばさんが椅子に座っておられるのです。

思わず歓声を上げてしまいました。
大分痩せてしまっていましたし、農作業で日焼けしていましたのに、日焼けが取れ色白になっていました。
わたしを見ておばさんも喜んで下さいました。久しぶりにお顔を見ることが出来たのです。

銀杏を採りやすくするために、大地に打ち込んだ杭とイチョウの木を太い針金で結んであります。
木を横に張らそうとしているのです。

  

この写真では見にくいのですが、鈴なり状態の銀杏です。



銀杏の畑のずっと向こうに見えるのがお隣さんの家の屋根です。
お隣さんへ回覧板を持っていく事も今の母の状態ではとても出来ません。
それに足もとが悪いので、このようなところを歩くのは危険です。

この日は雲が富士山を覆ってしまっていましたが、富士山がよく見える場所です。
長閑で良いところなのですが、どんなに頑張ってもわたしは独りでこの家に住むことは出来ませんね。
母は歩くことも不自由なのですが、ここから離れられないようです。

この景色だけが母を此処まで引き留める理由なのかしら・・・。分かりません・・・。
コメント
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