フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

友人の一言から、わたしの原点を思い出せました。

2016-01-19 21:19:48 | 雑感 心にあること
1月19日 火曜日 晴れ

昨日と打って変わって快晴。お日様一杯の一日でした。
お日様につられて、今日は大々的にお掃除をしてしまいました。
でも、割に身体が軽く思ったより仕事ははかどり、11時には昼食兼の食事が出来ました。

お掃除をしながら、昨夜友人から言われた言葉が気になり、何となく考えていました。
友人は「なんで人を家に招いて食事をしたり、お茶をしたりするの?」と言われたのです。
何ででしょうね…、と言うだけで、何も言えませんでした。結婚した頃からずっとそうでした。

ぼんやり何となく考えながらお掃除をしていましたら、気がついたのです。
それは収入が少なく、お金が無かったからだったのです。思い出しました。
結婚した当時、社宅の1階の1号室でした。5階の独身寮の人たちが飲みに来ていました。

会社の人から飲みに誘われても、お小遣いが少なかったので、あるじが困っていました。
当時、新婚家庭の1ヶ月の食費の予算は7千円でしたから、生活費からの出費は無理でした。
それで、家に招いて飲み会をしたら?と提案しましたら、あるじは喜びました。
わたしは家計に負担がかからないような料理を作るように、工夫をしました。

それに、大学時代のメンバーが、出張で上京して来られた時は、我が家を宿にしていました。
友人は、事前に我が家に泊まる事を仲間に知らせ、多いときは10人位集まったものです。
仲間の時はお寿司を注文してメンバーに支払いをお願いして、お酒の肴はわたしが作りました。

いろいろ工夫をして、材料費にお金を掛けないようにしました。
その頃の料理の工夫が、今のわたしにはとても役に立っています。
食材をどの様に使うか工夫次第。それがとても新鮮でした。
当たり前ですが、予算内で生活をする、をモットーにしていました。綱渡りの毎日でした。

わたしは、ゲーム感覚でした。家計費が少なくても生活を楽しんでいました。
ちゃんとしたお料理は出来ませんが、今でもいろいろ実験料理を作って楽しんでます。
あの頃、充分お金が有ったら、多分あるじは友人たちを家に招かず、外で飲んで居たでしょう。
そして、わたしは工夫をしたお料理も実験料理も作らず、その楽しさを知らず仕舞いに…。

友人の一言で、昔々の懐かしい事を思い出しました。わたしの原点を思い出しました。
コメント
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