恩師のお墓参りに、九品仏へ

１月２４日　日曜日　快晴

昨日は雪が降るとの予報でしたが、雪も雨も無く今日は好天に恵まれました。
何年か前、前日雪が降って境内を歩くのが大変だった事がありました。
日だまりでは、紅梅や白梅が見頃になっていました。蝋梅も満開になっていました。

中学時代の恩師のお墓参りです。今日は９人集まりました。
手桶の水とブラシで墓石を洗いながら、先生は何才の時に亡くなれたのかを調べましたら、
なんと７２歳でした。わたし達は恩師の年齢を越えていました。

お酒好きだった先生にワンカップの日本酒を供え、参加者全員で献杯しました。
何時もプラスティックの小さな容器を、持って来て下さる方が居られます。
みんなと一緒にわたしも僅かだけ口にしました。瞬間、胃がカッと熱くなりました。
来年のお墓参りの日にちを確認し合い、何時もの墓前での慣例行事（？）を終えました。

お参りを済ませてからおそば屋さんで、お昼を頂くのも慣例になっています。
何時も後に付いて歩いて居ますので、恥ずかしい事におそば屋さんの名前を知りませんでした。
今日はたまたま心臓が悪い友人と一緒にゆっくり歩きましたので、少し遅れ看板をみました。
良い文字で「麺処　有楽庵」と入り口に書いてありました。

有楽庵には和室がありますので、何時も来年の予約をしてきます。
お蕎麦を注文して、食後に甘い物を注文するのが常です。わたしは何時も葛切りを頂きます。
和服の時は、シミが心配で食べないようにしていますカレー南蛮を今日は注文。
珍しくズボンスタイでしたので、安心して食べられました。美味しかったです。

ずっと一緒にお参りして居ましたメンバーがこの数年間で、２人亡くなられました。
亡くなられた友人を偲んで、その方が注文していた物をオーダーする方が居られます。
今では先生を偲ぶ事を名目に、わたし達の親睦会になっています。先生が結んだ縁です。

九品仏の立派な門構　

赤い帽子とよだれかけをしたお地蔵様　

仁王様が立っています立派な山門　

冷たい風はありましたが、思ったより暖かいお墓参りでした。
帰宅して、今までに無い程の酷い疲労感に襲われ、横になるしか手段は無かったです。
この所、熟睡出来ていませんでしたからでしょうか、２時間以上眠ったようです。