フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

この歳で音楽を聴いて涙する自分に驚きつつ、その幸せを噛み締めています。

2018-09-21 23:02:23 | 日記
目覚めた時未だ雨が降っていて、いつになく涼しい朝でした。
昨夜少し早めに寝たからでしょうか、4時過ぎに目覚めて仕舞ったので、起きようと思ったのですが、
今日の予定を考えて、もう少し寝た方が良いと判断して、ラジオを聴きながら微睡んでいました。

今日は9時からほのぼの編集会がありますので、6時には起きないと間に合いません。
何時もの準備体操をしてゆっくり起き上がったのですが、毎朝の事ですが酷いフラフラ感に閉口。
でも、そんな事でもたもたしていると、先が大変です。

テーブルの向きを変え通路のスペースに何も置かないようにしたから、足元の心配は無し。
ゆっくり洗面所に直行。
髪を毎朝洗うのですが、その時だけでもかなりシャッキリするのが嬉しいです。


コーヒーのセットをしてから、落ち葉を掃きながら階段を降りて新聞を取り出し、家に入りました。
小雨が降っていましたが、傘を使わなくてもさほど濡れませんでした。雨足が弱くなっていました。

文書のチェックをする仕事はせずに、わたしの仕事をさせて頂いていました。
アスクルからA4のコピー用紙が1箱(5000枚)が、昨夜遅く配達されましたが、玄関に置いたまま。
半年前は、大変でしたが頑張って中身を取り出し移動させられたのに、この度は全く動かせず、です。
体力の急激な低下に唖然として居ます。

1頁分の依頼原稿が未だ届かないので、編集長が確認をして下さると言う事で、正午過ぎに散会。
テーブルの上を片付け、軽く昼食を戴きました。
みなとみらいホールへ、バッハの無伴奏バイオリンのコンサートに行く事にしています。
毎年、お彼岸に、お一人で6曲を一気に演奏なさるそのエネルギーに驚きながら楽しみにしています。

言葉で表現するのは難しいのですが、演奏は昨年までとは、少し違って居たような気がしました。
休憩後の最初の曲「パルティータ第2番ニ短調」の第5楽章。
バッハの妻マリアが亡くなった直後に書かれたと言うレクイエム、混沌とした悲しみが伝わって来て、
あるじを亡くした当時の自分と重なり、知らないうちに涙が溢れてきました。切なかったです。

音楽を聴きながら、涙したのは2回目。
1回目は学生の頃、上野のホールの名前を忘れましたが、そこでケンプの演奏を独りで聴いた時です。
静かで包み込まれるようなベートーベンでした。
音楽を聴いて涙したのも、こんなにやさしく温かいベートーベンを聴いたのも初めてでした。

微熱やフラフラがあったりする日々を過ごしていても、素晴らしいバイオリン音色に慰められました。
この歳になっても、音楽を聴いて涙する自分自身に驚きながら、幸せを噛み締めていました。
ちょっと忙しい1日でしたが、コンサートに行かれたことに感謝です。良い一日になりました。
コメント (8)
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