朝の内は食堂に陽ざしが射し暖かかったのですが、午後になって寒くなり、
包丁を持つ手が異様に冷たくなってきました。
今日は全く予定のない日です。
まずは、昨日買ったセロリーで常備菜を作ろうと思っていました。
大分食欲が出てきましたので、料理作りを楽しめますから、嬉しいです。
昨日もスーパーで鶏の唐揚げを買って、長女と一緒に少し食べたのですが、
油も気にならず、数個食べても異常が無かったので嬉しかったです。
常備采のレパートリーが増えるのも、嬉しいです。
もう少し、ご飯が食べられるようになれば、上々、と思っています。
2月1日に、今年初めてご飯を炊きました。それから4回炊いています。
ご飯は独りの時は、いつも1合のお米を土鍋で炊きます。
土鍋で炊きますと、どうしても多少”おこげ”が出来てしまうのですが、
炊き立てのご飯のおこげは、最高に美味しいです。
鍋底に出来た熱々のオコゲに、お塩を振ってお握りにして食べるのが大好き。
お茶碗では食べられ無くても、薄い塩味のアツアツのお焦げのお握りは特別。
わたしが子供の頃は、電気釜も瓦斯釜も無く、薪で炊いていました。
おこげをなるべく作らない様に炊くのが難しかったです。
わたしが大学生の頃、殆どの家がガスか電気のお釜で炊いていましたが、
わが家は父の指示で薪でご飯を炊いていました。
当時は、男子がおこげを食べると、出世が出来なくなるのだとか…。
”男子には食べさせない様”に言われましたが、兄も弟も好物でした。
熱々のおこげにゴマ塩を掛けて、海苔で巻いて食べると最高でした。
現在も、子供の頃の友人たちは、オコゲを見ると食べたいと言います。
電気釜ではオコゲが出来ないので、昔を想い出せ”懐かしい”と言います。
”お客にはオコゲは失礼ですから、わたしが食べます”とのわたしの言葉に、
”お客では無い”と猛反発なさいます。大笑いしながら、食事を楽しんでます。