格差階級社会をなくそう

平和な人権が尊重される社会を目指し、マスゴミに替わって不正、腐敗した社会を追求したい。

住宅はもはや粗大ごみ

2015-11-26 22:05:34 | 阿修羅

BJ・住宅はもはや粗大ゴミ。シニアと非正規は、自分にとって価値のある激安御殿をゲットし、東京を捨てる事です。
http://www.asyura2.com/15/cult15/msg/397.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2015 年 11 月 26 日 10:50:24: 4sIKljvd9SgGs
   

圏央道の内側は勿論、環八や環七の内側も他人事ではなく、実際、地方の都市部のロードサイドライフの方が快適で、お化け屋敷やゴミ屋敷を買ったり借りたりしてDIYだーとかマニアックな事は申しませんが、少し古いが巨大ででかい庭付きの激安御殿はお勧めです。
東京で親や祖父はウサギ小屋か通勤二時間御殿で頑張ってきた訳ですが、非正規は駅近コン近の馬鹿高い鳥小屋使用料を安い給料の中から払い続けて、正社員幻想にしがみついている訳ですが、勝てない勝負に張るのは馬鹿で、負けてホームレスになる前に片務契約みたいなゲームは降りるべきで、地方の都市部でドル詐欺と背乗りの没落を待つのが吉です。
大阪村の酋長選挙は、安倍同様に、ムサシマンサックス選挙で背乗りが勝ちましたが、まだまだドル詐欺のくそじじいが中露に降参するのには時間がかかり、トルコに露機を撃墜させて偽イスラム国劇場を続けている訳ですから、自作自演テロを東京で起こす可能性も有り、標的にする意味がない場所にトンズラして気楽に過ごすのも大事で、三越などに拘っている場合ではありません。
そうして、激安御殿から五万円のベンツでロードサイドの店に社員でもバイトでもいいから出勤し、余暇は菜園や釣りや狩りや直売所の見切り品探しをしたり、百姓と仲良くなってタダで貰ったりすれば、東京時代より更に給料が減っても、家賃も食費も激減し、トータルでは大幅プラスと安定が得られ、勝ちようがない競争と実は空しい嘘の賑わいを捨てれば、結婚も子育ても車も家も手に入る訳ですから、親や祖父が東京を目指した時と同様に、地方を目指すのが合理的です。
そうすれば、三越もロードサイドの牛丼屋の脇に百均を出すし、シニアおばさんもそこで満足するし、シニアの財布と若者が地方に行けば、千代田区の机利権者はすぐには動きませんが、銀座や六本木や渋谷の方から追いかけてくるから、田舎者になっちゃう病も心配には及びません。
つーか昔は、ロードサイドというと私がこそこそ買いに行く専門書の書店や販売機があって、研究を深めるのに役立ったものですが、最近というかだいぶ前からロードサイド商店街みたいになり、研究者受難の時代にはなりましたが、生活者には超便利で、トラック野郎も東京へ運ぶ途中にドライブスルーみたいに納品できるから、本音ではこっちに納品して終わりにしてー、渋滞突っ込みたくねーと思ってるでしょうから、東京より安くて便利なのも当然です。
これからは、爆買いが静岡空港や博多を引き上げたように、東京のライバルがあちこちにでき、もうアメリカではとか東京ではといった出羽の守の時代ではなく、強いて言えば流行はネットの中にあり、もっと言えば流行など関係ない時代で、リアルの現場で東京と同時に日用品が手に入り、ネットで都民と同じものが手に入る訳ですから、畑や田んぼの近くで暮らしていても田舎っぺになる訳ではなく、むしろ毎日が週末レジャーみたいになる訳ですから、そっちの方が断然贅沢です。
ネットやスマホが東京ブランドの意味を陳腐化させてしまった事をよく考えて、LINEで仲間とじっくり相談し、集団疎開とか大陸を目指すとか、勝手に貼られた非正規奴隷というラベルをひっぺがし、気分はドル詐欺のくそじじいと対等以上の感覚で人生を楽しむ事です。

今週の週刊文春が…
タワーマンションを揺るがす「民泊」中国人の不届き千万
…なんていう自民のケツなめ反中記事を書いています。我々一般庶民からするとタワーマンションに住んでいる上級国民の方が東京で不届き千万をやっている連中に違いないと感じます。勝栄二郎なんかインターネットイニシアティブ(IIJ)とかいうサイバーセキュリティの会社の社長になってるようで、そこで貰う法外な高給で、またマンションを買い換えるつもりでしょうか。バカにしやがって…。以下は、昨日貼った富士山会合の記事リンクです。昨日は阿修羅がダウンしてしまったのでもう一度貼っときます。勝栄二郎ほか不届き千万野郎どものツラが見られます。
-----------
>富士山会合11月21~23日
>@HEAT2009
>富士山会合。この2年で最も多くの参加者が写ってる。最前列左から、アーミテージ、野上義二、スタインバーグ。2人飛ばしてケネディ大使、2人飛んでジョン・ハレム。右端は林芳正、その左に野田聖子。野田の後ろはチャールズ・レイク、隣に森本敏。
>ハムレのデブ度はアーミテージを超えたね。1月のグリーンもデブってた
>講演する自民党の稲田政調会長
>夜、ジェフリー・サックスが講演。
>勝栄二郎
>さてはてメモ帳「富士山会合」
>http://blog.goo.ne.jp/beingtt/e/b99a14b69a86f3e84891a03b414ccaaa 







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大阪ダブル選挙で橋下徹の大阪維新を勝たせたことは、致命的・破壊的な未来を約束したようなものだ!

2015-11-26 11:01:32 | 杉並からの情報発信


■大阪ダブル選挙で大阪府民と大阪市民が橋下徹の大阪維新を勝たせたことは、
大阪ばかりでなく日本国民全体に致命的・破壊的な未来を約束したよう なものだ!

すなわち、安倍晋三と橋下徹の2大ファシストが国政と地方政治、日本全体を
乗っ取る準備ができたということなのだ!

▼大阪府知事選挙の開票結果

▽松井一郎(大維・現)当選、202万5387票。
▽栗原貴子(無・新)105万1174票。
▽美馬幸則(無・新)8万4762票。
地域政党「大阪維新の会」の現職、松井氏が、自民党が推薦し、民主党や共産党
が支援する栗原氏らを破り、2回目の当選を果たしました。

▼大阪市長選挙の開票結果

▽吉村洋文(大維・新)当選、59万6045票。
▽柳本顕(無・新)40万6595票。
▽中川暢三(無・新)3万5019票。
▽高尾英尚(無・新)1万8807票。
大阪維新の会の新人の吉村氏が、自民党が推薦し、民主党や共産党が支援する柳
本氏らを破り、初めての当選を果たしました。

すなわち、昨日の大阪ダブル選挙で安倍晋三の盟友橋下徹の大阪維新に投票した
大阪府 民200万人、大阪市民60万人の罪はとてつもなく重いとい うことなのだ!

なぜならば、ファシスト安倍晋三は来年7月予定の参議院選挙で、自公+橋下新
党で大連立を組み『憲法改正発議』を可能にする参議院2/3以上の議 席獲得を目
指しており、昨日のダブル選挙の結果目標の実現に近づいたのだ!

今年5月の大阪市民にとってデメリットばかりの意味不明の『大阪都構想住民投
票』で僅差で否決した大阪市民がなぜファシスト橋下徹の捨て身の反撃 の前に
再び騙されたのだ

第一の理由は、この間安倍晋三自公ファシスト政権と大手マスコミが推し進めて
きた国民を誘導する【反憲法、反理性、反教養、一億総白痴化、一億総 お笑い
芸人化】謀略が大阪で成功し、大阪府民と大阪市民がもしもダブル選挙で橋下徹
の大阪維新を勝たせたらどのような事態になるかを真剣に考えな かったのだろう。

大阪はもともと吉本興業の本拠地であり、お笑い芸人の源泉地であり、重大な問
題でもお笑いでごまかす伝統が歴史的に根付いている地域である。【反 憲法、
反理性、反教養、一億総白痴化、一億総お笑い芸人化】の謀略が一番早く成功す
る条件が整っていたのだ。

第二の理由は、橋下徹という稀代の粉飾決算犯罪人、詐欺師、嘘つき、謀略家
が、大阪府知事時代に『私が府知事に来たときは倒産寸前のぼろ会社だっ た大
阪府を、3年半の変革でピカピカの優良会社に変貌させた!』と大うそをついた
が、これは巨額の府債を発行して赤字を黒字に見せかけた【粉飾決 算詐欺】を
働いた結果なのだ。

これは大阪府を『見せかけのピカピカ優良会社』に見せた【大阪府粉飾大型詐欺
事件】であり、本来であれば4年前の2011年10-11月に大阪地 検特捜部が橋下徹
前大阪府知事を逮捕・起訴し裁判にかけて刑務所に送るべきだったのだ。

検察も警察も野党政治家も大手マスコミも誰も追及せず、彼を野放しにしたツケ
が回ってきたのだ。

【関連記事】

▼検察は橋下徹大阪市長を「大阪府粉飾決算詐欺・背任容疑」で逮捕・起訴すべ
きだろう!

2013.05.29  杉並からの情報発信です

http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/c182bb2184e892b505a246dee1c8abf6

橋下徹大阪府知事は任期を3か月残して2011年10月に辞任した際職員を前にして
こう言った。

「私が知事に就任した3年前大阪府は破産会社だった。財政非常事態宣言を出し
財政赤字削減に懸命の努力を3年間した結果今や大阪府をピカピカの優 良企業
になった」

これは全くのウソだったのだ。

彼がやったことは臨時財政対策債という地方債を発行して年間3000億円ずつ
合計1兆円の府債を発行して資産計上せずに単年度の収入に計上して赤 字決算
を黒字決算に粉飾しただけなのです。

彼がやったことは、ホリエモンこと堀江貴文ライブドア社長(当時)がやったこ
ととまったく同じでありホリエモンは東京地検に逮捕され実刑判決で刑 務所に
送られられています。

ホリエモンは関連の投資事業組合を53億4700万円で売却した代金を資産ではなく
売り上げに計上して赤字決算を黒字決算に見せかけた「有価証券 報告書虚偽記
載」容疑で2006年1月に東京地検特捜部に逮捕・起訴されたのです。最高裁で2年
6か月の実刑判決が確定し長野刑務所に服役し今年 年3月27日に仮釈放され多ば
かりです。

検察は橋下徹大阪市長を「大阪府粉飾決算詐欺・背任容疑」で逮捕・起訴すべき
と思います。

【関連ブログ記事】

▲大阪府民が橋下氏を勝たせたのはドイツ国民がヒットラーを勝たせたのと同
じ!2011-11-29

http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/e9016d952b1f6470fb1d0dd8c26b7d49

大阪府民が橋下氏を勝たせたのはドイツ国民がヒットラーを勝たせたのと同じ!

【関連記事】

▲「財政のペテン師」橋下徹は失政の責任を取らんかい

2011.11.05 アサ芸プラス

http://www.asagei.com/?p=2421

(1) 借金をして黒字に見せかけ

補助金と給与カット、カジノ誘致、伊丹空港廃止、教育改革、府庁舎移転、都構
想、そして突然の辞任

――ありとあらゆることを次々と言いだして人気を保ってきた、大阪の「独裁男」
橋下徹前大阪府知事。失政を繰り返し、ニセの財政再建で府民を欺く “ペテン
師”の3年9カ月を、識者が厳しく糾弾した。

「破綻寸前だった大阪の財政を立て直した。その実績は評価できます。高すぎた
府職員の給与を引き下げるなど、他の自治体ではなかなかできないこと もやっ
た。ただ、その他のありとあらゆる府民サービスもセットで叩き斬ったんですね」

任期を3カ月残して10月31日に府知事を辞任し、大阪市長選へ鞍替え出馬する橋
下徹氏(42)をこう評するのは、経済評論家の森永卓郎氏だ。

橋下氏は08年2月に府知事に就任すると、「皆さんは破産会社の従業員だ」と府
職員をどやしつけ、大赤字財政に手をつけるべく、財政非常事態宣言 を出し
た。それが退任時には「皆さま方は優良企業の従業員であります」「僕以外の知
事ではできなかった」などと、黒字決算に転化させた手腕を強 調、自画自賛し
てみせたのだった。

ところが、その財政再建にはカラクリがあるのだという。橋下府政の暗部を知る
ノンフィクションライター・森功氏は言う。

「単年度で見ると黒字になっていますが、これは借金をして黒字に見せかけただ
け。実際は赤字ですよ」

いったいどういうことなのか。森氏が続ける。

「要するに、財源不足により、国からの地方交付税が十分でないため、その穴埋
めに臨時財政対策債という地方債を発行して借金をしただけです。年間
3000億円ぐらいずつ、合計1兆円は突破しています」

つまりは、借りた金を収入だとして、黒字転化を成し遂げたというわけなのだ。
臨時財政対策債による借金は、将来の地方交付税で補てんする仕組みに なって
いるため、橋下氏は国の責任だと主張している。

まるでペテンのような言い分に、府政をチェックし提言を行っている大阪自治体
問題研究所の木村雅英主任研究員も、次のように反駁するのだ。

「これで橋下さんが財政を立て直したと胸を張るのは、本当に財政を知っている
人からすれば、とんでもない話です。橋下さんはいろんな都合のいい数 字を
持ってきてアピールする力にはたけている。しかし、まやかしだらけ、政治を道
具に使った言葉の魔術師です。真面目に府民の暮らしをよくしたい というふう
には見えませんでした」

 前出・森氏も断じる。「橋下氏がやったことは結局、コストカットであって、
収入を増やしていません。企業で言えば収益を生む構造になっていない ので
す。税収をもたらす政策を立てるべきで、カットだけでは企業は成り立ちませ
ん。それをもって再建というのはおこがましいですよ」

(転載終わり)

(記事終り)

☆(2)今日のトッピックス

①大阪ダブル選 知事・市長ともに大阪維新の候補当選

11月23日 NHKNews

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20151123/k10010316501000.html

任期満了に伴う大阪府知事選挙と大阪市長選挙は22日に投票が行われ、知事選
挙では現職の 松井 一郎氏が、市長選挙では新人の吉村洋文氏が、それぞれ当選
しました。地域政党「大阪維新の会」が、自民党や民主党、共産党が推す候補を
破 り、引き続き、大 阪府知事と大阪市長を確保することになりました。

大阪府知事選挙の開票結果です。

▽松井一郎(大維・現)当選、202万5387票。
▽栗原貴子(無・新)105万1174票。
▽美馬幸則(無・新)8万4762票。
地域政党「大阪維新の会」の現職、松井氏が、自民党が推薦し、民主党や共産党
が支援する栗原氏らを破り、2回目の当選を果たしました。

続いて、大阪市長選挙の開票結果です。

▽吉村洋文(大維・新)当選、59万6045票。
▽柳本顕(無・新)40万6595票。
▽中川暢三(無・新)3万5019票。
▽高尾英尚(無・新)1万8807票。
大阪維新の会の新人の吉村氏が、自民党が推薦し、民主党や共産党が支援する柳
本氏らを破り、初めての当選を果たしました。

知事選挙で当選した松井氏は51歳。平成15年から大阪府議会議員を務め、3
期目の途中で、前回(平成23年)の大阪府知事選挙に立候補 し、初当選しま
し た。この間、平成22年には大阪市の橋下市長とともに大阪維新の会を設立
し、以来、幹事長を務めています。選挙戦で、松井氏は、橋下市長 とともに進
めた行 政改革や議会改革などの実績を強調しました。

一方、市長選挙で当選した吉村氏は40歳。弁護士で、平成23年に大阪市議会
議員に初当選したあと、 1期目の途中の去年12月、衆議院選挙に比例代表で
初当選し、今回の大阪市長選挙に、大阪維新の会代表の橋下市長の後継として立
候補しま した。選挙戦で、 吉村氏は、橋下市長の掲げた政策を引き継ぎなが
ら、ほかの政党との合意形成を図る姿勢を強調しました。

そして、松井氏と吉村氏は、現状では大阪府と大阪市の二重行政を解消できない
として、ことし5月の住民投票で否決された、いわゆる「大阪 都構想」を練り
直したいと訴えました。

その結果、いずれも、大阪維新の会の支持層を固めるとともに、支持政党を持た
ない無党派層や、対立候補を推薦した自民党の支持層からも支 持を得て当選を
果たし、大阪維新の会が、引き続き、大阪府知事と大阪市長を確保することにな
りました。

松 井氏と吉村氏は、22日夜、そろって記者会見し、このうち松井氏は「府と
市が一体となった成長戦略と改革を、吉村新市長と継続し、豊かな 大阪をしっ
かりつ くっていきたい」と述べました。吉村氏は「これまでの橋下市政、松井
府政の改革路線を継承し、松井知事と一緒に府・市一体でやっていきた い。橋
下改革の中 で修正すべき点や、私自身が独自に行うべき点を前に進めていきた
い」と述べました。

また、松井氏は、「大阪都構想」について、「設計図の悪かった ところを住民
とひざ詰め談判で議論し、納得してもらえるような設計図を作りたい。議会の皆
さんも選挙で選ばれており、ダブル選挙の民意を 重く受け止めても らえると
思っている」と述べ、議会側と合意形成を図り、引き続き実現を目指す考えを示
しました。

一方、政界引退を表明している橋下氏は、22日夜 の記者会見には同席しませ
んでしたが、松井氏は「民間人に戻ったあとの個人の人生は、橋下氏自身が決め
ることだ。来月まで、代表として思 いきり働いてもら い、そのあとは、党の意
志決定には参加しない、法律政策顧問を務めてもらいたい」と述べました。

投票率は、大阪府知事選挙が45.47%で、4年前の前回を7.41ポイント
下回りました。大阪市長選挙が50.51%で、知事選挙と同 時に行われた4
年前を10.41ポイント下回ったほか、ことし5月の住民投票を16.32ポ
イント下回りました。








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原発と戦争を推し進める愚かな国、日本

2015-11-26 10:40:25 | 植草一秀氏の『知られざる真実』

原発と戦争を推し進める愚かな国、日本




メルマガ版「植草一秀の『知られざる真実』」


第1099号タイトルは


「愚かな権力者が国民の未来を破壊し尽くす」


だった。


京都大学原子炉実験所助教の小出裕章氏が本年2月27日に行った最終講演


について記述した。


小出氏が勤務していた京都大学原子炉実験所は大阪府の熊取町にある。


この実験所の6人の研究者が反原発の研究活動を継続してきた。


彼らは「熊取6人衆」と呼ばれた。


2008年、大阪の毎日放送が


『なぜ警告を続けるのか?
 京大原子炉実験所-異端の研究者たち』


と題したドキュメンタリー番組を放送した。


「熊取6人衆」を取り上げた番組だった。


放送の翌日、関西電力が毎日放送に


「とんでもない番組だ。毎日放送は原子力に関して偏向している」


と抗議したという。


福島原発事故が発生する3年前のことだ。


熊取6人衆は、世の中の大勢に逆らって原発の危険性を訴え、原発に抵抗し続けていた。


どちらの主張が正しかったのかは、その後の歴史の事実が明白にしている。

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福島原発事故が増えて、小出裕章氏をゲストに招く番組は増えた。


しかし、それらの番組は、いまはすべてなくなってしまったという。


安倍晋三氏は2013年9月7日にアルゼンチンのブエノスアイレスで開かれたIOC総会で次のように述べた。



「フクシマについて、お案じの向きには、私から保証をいたします。状況は、統御されています。東京には、いかなる悪影響にしろ、これまで及ぼしたことはなく、今後とも、及ぼすことはありません」


「汚染水の影響は、福島第一原発の港湾内の0.3平方キロメートルの範囲内で完全にブロックされています」


この発言はウソである。


メディアは、このウソを暴かない。


逆に、この発言がウソだと述べる者を排除する。


国全体が狂気に包まれている。


原発の危険性を訴え、原発を廃止することを求めてきた小出氏に発言の機会は提供されず、原発事故などなかったかのように、原発の再稼働が強行されている。


この現実に対して、主権者は、見て見ぬふりをするべきでない。

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小出裕章氏が新著を出版された。


『原発と戦争を推し進める愚かな国、日本』


http://goo.gl/3RoZOP


Photoである。


冒頭に記したメルマガ記事タイトルとも相通じる部分がある。


たしかに、愚かな権力者がいま、原発と戦争を推し進めている。


そのために、国民の未来を破壊し尽くされようとしている。


しかし、愚かであるのは、本当に権力者だけなのか。


愚かな権力者を生み出しているのが、国民自身であることを忘れてはならない。


小出氏は新著のなかでこう記している。


「「愚かな国民には愚かな政府」とはよく言われることです。


たとえ民主主義を謳う国家であっても、国民が無関心で考えが浅く、政府をしっかりと監視できていない場合は、政府が暴走してしまうのです。


残念なことに今の日本は、まさに政府のやりたい放題になっているのです」


小出氏はさらにこう述べる。


「日本の先の戦争の時もそうでした。


だんだん戦争にのめり込んでいって、日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦、第二次世界大戦と、とにかく戦争は正しいことだという方向に国民が流されてしまいました。


そして徹底的に敗北した時に、


「ああ、間違えていました。私たちはだまされていたんです」


と多くの人たちが言ったわけですけれども、冗談は言わないでください、と私は言いたい。


あれだけ膨大な犠牲者を出して、取り返しのつかない事態を招いておいて、私は悪くないと言える人の精神を私は疑います」


「愚かな国」を作りだす張本人は「愚かな国民」であることを、私たちは見落としてならないのである。









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