ナクテハナラナイ

2008年05月07日 | Weblog

突然ですが、みなさんは何歳まで働きますか?                                             「会社の定年までかな」「50歳ではリタイヤしたいな」「生涯現役だよ!」など様々でしょう。

ショッピングセンターを経営するイオン。                                                         2007年2月に、現役時代と同等の賃金で働ける「定年延長」を導入しています。    最大の理由はベテラン社員の「やる気の維持」です。

若手にはないベテラン社員の技術・能力が欲しい会社側。                                長年培った力を60歳過ぎてもフルに発揮したい従業員。                                   その双方がマッチングした時初めて成り立つものだと思います。

もちろん人件費の問題が大きいために今まで大手の企業ですら継続雇用の様な「雇用するけど賃金は低い」ものが多かった。                                                 それをイオンはあえて「現役時代と同等の賃金で働ける」制度を導入。        一歩先を行く人材確保術なのかも知れませんね。

働く側の意識としては「その場に”なくてはならない”人材へ」成長する、ことが一番大切なんだと感じています。                                  「なくてはならない」もいろんなカタチがあると思いますが、日々自分が社会や会社の役に立てているか、お客様が喜んでくれているか、を具体的に思い浮かべながら仕事をしていく。                                           その積み重ねの結果が人生の醍醐味だったりするんだと感じています。       私自身、また今日から「ナクテハナラナイ」人材目指して頑張っていきます!

 参考までに定年後の選択肢として会社には次の3つのいずれかを準備するように「高年齢者雇用安定法」で義務付けられています。                    ①継続雇用制度導入(再雇用など)                             ②定年の延長                                           ③定年制の廃止

「人材不足」を実感する昨今、会社側からの立場として、現有能力の最大活用を改めて考えさせられる話、また働く側の立場として価値創造を改めて感じれた話でした(tsune)