事業仕分けと予算ぐみ

2009年11月24日 | 日々のできごと
今年も残り1カ月とわずかですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

政権が民主党に代わり、毎日テレビ等で話題となっていますものに、「事業仕分け」というものがあります。

「無駄削減」を合言葉に仕分け人の方々が各予算をチェックし、「見直し」や「予算縮小」など、予算の方向性を提示していますが、私たち会計事務所の仕事の1つに「予算ぐみ」というものがあります。これは、予算ぐみをすることによって、短期及び中長期的な会社の経営成績を予測するとともに、売上目標及び予算内での支出リミッドを確立させて、借入返済計画を立てることにより、経営を軌道に乗せる手段となると思いますので、社長様などの責任者の方にお見せする資料として作成する事があります。

その予算ぐみを本日してみたのですが、「事業仕分け」と類似して、経費の中に無駄なものがあるなぁと思いました。例えば旅費交通費に含まれている定期券代を挙げますと、1カ月定期と3カ月定期とでは割引率も異なるわけで、この小さな削減もチリも積もれば山となり、従業員が多いところほど効果は現れるのかなと思いました。

まだまだ続く「事業仕分け」を興味深く見てみたいと思います。