歯科医院マーケティングの4P

2010年04月05日 | Weblog
 最近、経営者の皆様方も「マーケティング(=将来の売上を創る)」について、
ご興味をお持ちの方が多いと思います。

 例えば、医業収入が毎年同額で、スタッフが全員継続勤務して定期昇給を続けると、
経営者の手取り収入は下がっていきます。
 また、診療報酬のマイナス改定、人口の減少、景気不況による受診抑制、
数年は続くと言われる新規開業によるライバル医院の増加が想定される中で、
経営者の手取りを増やす又は維持することは非常に難しい時代になっていると思います。
もはや、事業を行う上で「マーケティング」は最重要の事柄かもしれません。

 そこで、今日は、釈迦に説法であると思いますが、
歯科医院が実際にできる「マーケティング」項目の中から、
「歯科医院のマーケティングの4P」と言われるものをご紹介させて頂きます
(この4Pとは、4つの項目の頭文字を取って4Pと名付けております)。
それは、
①Product(製品・サービス)⇒医療サービス(診療技術)
②Price(価格)⇒自費治療・顧客単価・時間単価
③Place(店舗・販売チャンネル)⇒医院ハード、患者紹介ルート
④Promotion(販売促進)⇒広告・宣伝・ポスティング
です。

 さて、上記項目の中からマーケティング活動を行う上で、
①や③については、正直患者サイドでは良くわかりにくい部分だと思います。
また、②については、ホームページ上で価格を開示されている先生も
多くなってきていることもあり差別化がしずらいと思います。
そこで、一番取り組みやすく有用な方法は、④の項目になると思われます。

 幣所では、毎月月末に事務所研修を行っておりますが、先月末の研修において、
上記の④の中の1つの具体的方法を検討致しました。
 
 私、個人的には、とても有用な方法と感じました。
まだ、詳細は確定しておりませんが、ご興味のあられる方は、
是非とも各監査担当者までお尋ね下さい。

 今後ともお客様にお役立ちできるよう努めて参ります。
 是非とも「強存強栄」で宜しくお願い申し上げます。
 
(丁稚)