株価の話

2010年04月16日 | Weblog
ここ2回、保険についてのお話をしてまいりましたが、今回は、株式のお話をさせていただきたいと思います。

最近、日経平均株価が11,000円を回復しております。
喜んでおられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
まだまだといわれる方もおられると思います。

今回のお話は、あくまでも過去の経験則に基づいてお話する推測のお話です。

株をしていらっしゃる方でしたら、経験したことがあるかもしれませんが、前日よりマイナスで推移してのが、いきなり上昇して、プラスになったという経験をされた方がおられると思います。

この原因ですが、多くは「ショートカバー」と呼ばれるカラ売りの買い戻し決済の注文が原因と思われます。
わからない方が多いと思います。
株式の売買取引は、現物株を売買する現物取引と、現金や所有している株、債券、投資信託を担保にいれて信用取引があります。
今回の取引は、信用取引になります。このカラ売りという取引は、おもに自分の持ち株の株価下落による損失を抑えるためにする取引です。
ですので、株価が上昇すると損失がでるため、買い戻して決済します。

今回は、日経平均が1万円割れする際にしていたカラ売り注文の買い戻しではないかと思うのです。1万円が一つのターニングポイントになるのではないかと思いますので。

ただ一方で、2009年3月以来平均株価は戻り基調ですので、長期的には、全世界の市場から見た日本株の投資比率が上がっているのかもしれません。

あくまでも、推測のお話です。

最近春なのに寒い日が続いておりますが、お体にはお気をつけください。

健坊