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『労働保険年度更新』『社会保険算定基礎届』の手続きはお済ですか?
この処理をしていて数多くの事例に会います。
たとえば、「取得忘れ」。
入社した方の雇用保険手続や社会保険手続をうっかり忘れてしまってた等です。
社会保険は健康保険証の発行手続きが伴うので忘れにくいものですが、
意外と雇用保険を漏らしてる企業をよくみます。
手続きは遡って出来る期間が法律によって決まっているうえに、
時間が経ち過ぎていると、通常より提出物が多くなるなど明らかに“手間”が増える
だけで何もいいことはありません
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お忘れにならないように。
ご参考までに雇用保険加入の要件は下記の通りです。
①1週の所定の労働時間が20時間以上であること
②31日以上の雇用見込みがあること
要件は平成22年4月から変わっていますが、この法律は時限的なものでまた変わるかもしれません。
時限である理由は、ご存じの通り『雇用』へのセーフティーネットの一環です。
もうひとつ多いのが『社会保険の算定基礎届』についてです。
基礎届自体ではく、“月額変更漏れ”という場面に幾度となく遭遇します
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これは場合によっては本人へも負担が大きかったりしますので、十分気をつけられてください。
ヒントは「昇給や手当」をしたら『月変では?』と疑ってみることです。