今年の冬は、概ね暖冬ということですが、やはり晩秋ともなれば
朝晩めっきり冷えてまいりました。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
今回のテーマは、キャッシュフロー計算書です。
キャッシュフローとは、お金の産出、流れを意味し、そこに重点をおいた計算書を
キャッシュフロー計算書と言います。
お金を増やすには売上げを増やし利益を増やすことですが、すべてではありません。
一つの要因にすぎません。
なぜなら、黒字倒産というのがあるように、計算上は利益が出ているのに
お金(資金繰り)の流れが悪く倒産してしまうことがあるからです。
そこで、通常私たちが目にする、損益計算書や貸借対照表のほかに
客観的に目に見える、お金の流れを重視したキャッシュフロー計算書が
必要となってきます。
利益が出て、税金が発生し、税金を払うために借金をすることが無いように
キャッシュフロー計算書の作成をお勧めします。
監査部Ⅲ課 平野 誠