本日のブログは趣向を変えて、ふるさと納税【寄付】についてご案内します。ふるさと納税をした地方自治体から特典が受け、さらに確定申告時に住民税と所得税の控除が受けられるというものです。

「ふるさと納税」とは、ふるさと(自分が貢献したいと思う都道府県・市区町 村)への寄付金のことで、個人が2,000円を超える寄付を行ったときに、住民税(5,000円を超える部分)と所得税(2,000円を超える部分)から 一定の控除を受けることができる制度です。
寄付先の“ふるさと”には定義はなく、出身地以外でも「お世話になったふるさと」や「これから応援したいふるさと」など、各自が想う“ふるさと”を自由に選ぶことができます。
つまり、納税者が税金の納付先や使い道を指定できる制度です。
※ 税を新たに納めるものではなく、地方公共団体(都道府県及び市区町村)に寄付をした場合、所得税・住民税から一定の寄付金控除が行われるものです。

例えば、A市に住む人が地方公共団体のB市に「ふるさと納税」として寄付すると、A市への住民税は、税額控除により減額され、地方公共団体のB市に税金を納めたのと同じようなことになります。
但し、寄付金控除を受けるには、寄付をした方が地方公共団体(都道府県・市区町村)が発行する領収書を添付して、確定申告する必要がありますのでお忘れなく。

ここでいう“ふるさと”。つまり寄付先の地方公共団体(都道府県・市区町村)では、各地の特性を活かした様々な活動メニューを用意しています。
ネット検索でふるさと納税と検索してみてください。いろんな地方自治体が楽しいメニューを考えていますよ。
これを機に、「ふるさと納税」という手段を使って、あなた自身が税の使い道を選んで、貢献してみてはいかがでしょうか。
2014.8.4 福田二郎