相続税・贈与税の税制改正について

2014年12月15日 | Weblog
 おはようございます! 城戸と申します。

 毎日寒い日が続いておりますが、いかがお過ごしですか? 街ではイルミネーションが煌めいて、1年の中で最もワクワクする時期でもあります。

 さて、今回は以前のブログでも誰かが扱っている話題だとは思いますが、いよいよ相続税等の税制改正が行われます。具体的なものを箇条書きで上げていきたいと思います。

 ・遺産に係る基礎控除の引下げ
 
 ・相続税・贈与税(暦年課税)の税率構造の改正(最高税率の引き上げ等)

 ・相続税の税額控除(未成年者控除・障害者控除の控除額の引上げ)

 ・小規模宅地等の特例(特例の適用対象となる宅地等の面積等の変更)
 
 ・相続時精算課税の適用対象者の範囲拡大(贈与税)

以上が主な改正事項となっています。

 相続税だけでいいますと、改正後は相続税が課税される人の割合が増加するすることが見込まれています。しかし、実態に見合った相続税対策をしないと、納税資金・生活資金が枯渇してしまうということになりかねません。日頃から、税理士といろいろ相談し、円満な相続対策ができるようにしてください。

 ありがとうございます。

                                          2課 城戸寛之