あと1週間で10月です。2016年も残り3ヶ月ですね。時がすぎるはやさに驚きを隠せません。
2016年10月1日より、社会保険(健康保険・厚生年金)の加入対象を拡大する制度改正が施行されます。
拡大後は、従業員数501人以上の企業に1週間の労働時間が20時間以上で月額賃金88,000円以上、
1年以上の雇用見込みで勤務する方が対象となります。
平成31年9月までに上記の結果に基づき適切な措置をとることがきまっているので、平成31年10月以降は
501人以下の企業も対象となる可能性があります。
先日の配偶者控除廃止のニュースと合わせて、人の働き方が変わり、それに合わせて制度も変わっているのでしょう。
社会保険は雇用主と雇用者が半額ずつ負担しますので、負担が増加する企業もあるかと思います。
今回、対象となる方でも出来ることなら社会保険の扶養のままでありたいと思っているかたもいらっしゃるようです。
中小企業も対象となる可能性を考慮するのであれば、平成31年にむけてパートの労働時間を調整するなどして、
従業員の方が気持ちよく働ける環境を整備していくことが必要になります。中小企業は慢性的に人手不足という問題を
抱えています。労働環境を整備することは従業員定着率UPに繋がるはずです。
監査部2課
尾方 鼓