久しぶりに宮崎へ飛行機で行ってまいりました。
それほど大きくない飛行機ですがキャビンアテンダント(CA)の方が
3人乗務されていました。
「機内サービス」はこれといって何もありません。
お茶もお菓子も何もでません。新聞・ブランケットはあります。
航空会社も経費の削減なんだと改めて感じました。
もちろんそれが当り前で不満はありません。
日が沈みかけた時間帯のフライトでのこと。
機内の窓から街の灯りが奇麗に見えることをCAの方が教えてくれました。
それもとても丁寧にガイド付きで。
「今、ちょうど天草の上空ですよ」
「あそこに見えるのが普賢岳の火砕流跡なんです」
「もうすぐ大村湾が見えてきますよ」
「今、地上から4000mくらいを飛行中です」などなど。
私以外の乗客へもそれぞれのCAの方が話しかけられていました。
「機内サービス」。
これがホントの「機内サービス」だと思いました。
お茶やお菓子よりこの『会話』がサービスなんだと。
お客様はこの心遣いに喜んでくれるんだと。
それは私以外のお客様の笑顔からも容易に想像がつきました。
経費もかけずに乗客が喜ぶ。
でも会話はだれでもカンタンにできるわけではありません。
ちなみにそのCAの方々の年齢は30代、40代、50代。(くらい…?)
経験を積んでより高いホスピタリティを兼ね備えていくことが職業人生にとって最高の幸せにつながるんだと感じさせてもらえた大変よい経験でした。
JALさんありがと。 (恒)