細菌学者野口英世は1928年(昭和3年)の今日5月21日、英領ゴールド・コースト(現在のガーナ共和国)のアクラで51歳で死去しています。英世の成功の陰には母しかの観音様信仰がありました。
野口英世の母シカは観音様に願掛けしたら家出した両親が帰ってきたという幼少期の経験から熱心な観音様の信者になっています。後年産婆になってとりあげた二千人の子はすべて安産で「お産の時は必ず観音様にお祈りしながらやんのし。 そうしっと観音様がお力を貸してくれらんのし」といっていたそうです。シカは地元の中田観音を信仰していました。毎月17日午前1時頃になるとはるばる猪苗代から歩いて、一晩観音堂におこもりをして帰るという月詣りをして英世の身の上を祈願していました。離日15年後大正4年9月15日に故郷の土を踏んだ英世は、母を連れ、地元の「中田観音」に参拝しています。
ここには英世が母しかと小林栄先生(英世の小学校時代の恩師で英世と親子の契りを結び、残された英世の家族の面倒を見た)と参拝している写真があります。
・今もコロナ研究が進んでいますが優れた研究者は今でも信仰心をお持ちのようです。
ノーベル賞受賞者でコロナの治療薬として期待されているイベルメクチン開発者でもある大村教授もいつも神社に参拝されていました。
・以前、
偉人はみな信仰深い母に育てられているという記事を以前書いています。
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