「不条理は最大のチャンス」の実例16
密教の行法では必ず「性相空なるがゆえに・・」という観想を行います。これは「現象も本質すらも絶対不変ではない、縁によって変幻極まりないものである」との意味でしょう。まさに以下の諸例はすべては変化するから心配ないと示しています。
1、「新規事業開発のベースに置いているのは、ずばり「不」の解消です。不平、不満、不利、不都合、不合理、不条理…」https://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwiTjZf2-ZH1AhU_k1YBHRNfD3YQFnoECAIQAQ&url=https%3A%2F%2Fwww.8brandingdesign.com%2Fcreators%2Fcontents%2Fcreative-night%2Fnight45report01%2F&usg=AOvVaw1XwV6vWLnaiNdfk12vS_et
2、2009年のノーベル医学生理学賞受賞者キャロル・W・グライダーさんは学習障害児だった。
グライダーさんが持つ「ディスレクシア(難読症)」とは、学習障害の一つで、正確に単語認識に困難さがあり、結果的に読解や読む機会が少なくなり、語彙の発達や背景知識の獲得を妨げるとなりうる、とされている。障害のため、学者である親を持ちながらも、勉強は不得意で、自ら「頭が悪い子」と思っていた。障害の壁を乗り越えるため、グライダーさんは様々な手立てを考え、記憶力を高め、取り組んでいることに集中する能力を身につけ、優れた記憶力の持ち主となった。グライダーさんはこの能力から大きく受益したという。「子供のときの、困難を克服するという経験のおかげで、成人後にやりたいことに集中できるという能力を持つようになった。何かをやり遂げようとするとき、困難という文字は頭の片隅にもなく、ひたすらその道を走り続けていく。障害を持つ経験は私を成功へ導いた。学者になってからも、いつも様々な難題とぶつかるが、くじけることなく、まっしぐらに前進してきた」
2-2、重度の神経障害で学習障害も抱えていた女性が苦難の末に障害を克服し、其の経験をもとに自ら脳を鍛えるシステムを開発し世界的な反響を呼んでいる。
3、台湾のIT大臣オードリータン氏は不登校で自殺願望まで持つに至っていましたが回復し「壁にヒビがあるからこそ、その割れ目に光が差し込むように、「欠点」から希望が生まれる」(There is a crack in everything, that’s how the lights get in.グライター、レナード・コーエン「Anthem」の一節)と言っています。
4、「分身型ロボット」というユニークなロボットを開発し、注目を浴びるオリィ研究所の吉藤健太朗代表は人とのコミュニケーションが苦手で、3年半のひきこもり生活を送っていたが「学校に行かなかった経験が、分身型ロボットの発想の原点」となっているという。
5、筋肉がどんどん動かなくなるという10万人に1人の難病「脊髄性筋萎縮症」のため、動かせるのは親指と顔だけ。左手の親指は数ミリ、右手の親指は1センチ前後動くという重度障碍者の佐藤さんは就職できないので自分で会社を興しています。寝たきり社長です。名刺やWebサイトを制作する株式会社仙拓を同病の人と2011年に立ち上げ設立4年目にはアプリ開発の事業も始め、4人目の重度障がい者メンバーも採用しています。
6、下村元文科大臣の御子息は学習障害であったがイギリス留学して成功されています。
7、発達障害の子を東大に入れた母の話。
8、学習障害の慶応大学生の話。
9、学習障害で早稲田大学に入学した話。
10、学習障害で医師になった話。
11、書道家の武田双雲氏は発達障害で東京理科大学に入学。
12、中学不登校から東大理一
13、不登校から東大文一
14、貧困家庭の不登校児が麻布→東大、MIT
15、ダウン症の金澤翔子氏は書家として世界的な知名度を誇っており紫綬褒章まで受賞されています。
16、全盲の辻井伸行氏は2009年、ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで優勝するなど世界的なピアニストとして活躍しています。