福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

法句経にみる長寿の考え方

2013-11-30 | 法話
一〇九 能く禮敬を守り、常に長老を尊ぶものには四事増長す、壽と美と樂と力と。

一一〇 若し人壽百歳なるも惡戒散動なれば、一日生きて具戒靜慮するに若かず。

一一一 若し人壽百歳なるも惡慧散動なれば、一日生きて具慧靜慮するに若かず。

一一二 若し人壽百歳なるも懈怠怯弱なれば、一日生きて勇猛努力堅固なるに若かず。

一一三 若し人壽百歳なるも生と滅とを見ざれば、一日生きて生滅を見るに若かず。

一一四 若し人壽百歳なるも甘露處を見ずんば、一日生きて甘露處(涅槃)を見るに如かず。

一一五 若し人壽百歳なるも最上法を見ずんば、一日生きて最上法を見るに若かず。

これらからはいたずらに馬齢を重ねることを必ずしも仏陀は評価しておられないことがわかります。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 白隠禅師座禅和讃 | トップ | 不思議な電話 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

法話」カテゴリの最新記事