福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

お大師様の御足跡寺院その27

2013-09-17 | 法話
27、・滝谷不動御創建(大師四十八歳、弘仁十二年、八百二十一)・・明王寺(大阪府富田林市彼方1762 )
大師は後にのべる龍泉寺御参籠に当たり不動明王を自刻され嶽山の中腹に当寺を建立された。(弘法大師空海の御足跡)
  ・大峯御修行・・・大峰山寺(奈良県吉野郡天川村大峯山)「大師御伝記」には「大師南山大峰修行ありけるとき、菩提心論、釈摩訶衍論等の聖教をみずから書きたまふて、霊巌のなかにうずませたまひけり。かのみねの秘所にて、今に至る迄故実の先達はつたへて是をおがむことにて侍るなり。役行者ことに御ちぎり深く、今の世までも役行者高野へまいらせたまふなり。かかるときは異香山に満ちて奇光時にてらすとなり。」とあります。
  ・龍泉寺祈祷(大師五十歳、弘仁十四年、八百二十三)・・・  龍泉寺(大阪府富田林市龍泉)大師は弘仁十四年この池辺で善女竜王をまつり祈雨の修法をされ霊験があったと伝えられる。「大師御伝記」には「龍泉寺のこと、かくて河内の國、龍泉寺は本願大臣伽藍をたてんとしたまふに・・竜王震動雷電天地をひびかし、とびさりけり、それより池水涸渇して・・僧徒住居するにたへず。・・大師涸渇したる池に向かいてしばらくお加持まいませば本龍法味をかんじて忽ちに慈悲心をおこして旧池にかえりきて清き泉をわかしいだす。・・」とあります。
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