福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

お大師様の御足跡寺院その28

2013-09-18 | 法話
28、大師三十七歳から五十歳
・延命寺御開創(弘仁年間(810年~824年))、・・・延命寺(大阪府河内長野市神ガ丘492)   大師がお地蔵様の石仏を刻んで本尊とし伽羅山宝憧寺としたのが当寺の始まりとされます。寛永16年(1639年)に、この地に生まれた浄厳が伽羅山延命寺に寺号を改め中興しています。上田 霊城猊下が住職をつとめられています。
・観心寺留錫(弘仁年間(810年~824年))、・・観心寺(大阪府河内長野市寺元475)大師が当寺において七星如意輪観世音を刻され本尊とされました。観心寺ホームページによると「 大同三年(808年)に弘法大師空海が当寺を訪ねられた時、境内に北斗七星を勧請され、弘仁六年(815年) 衆生の除厄のために本尊如意輪観音菩薩を刻まれて寺号を観心寺と改称される。弘法大師は当寺を道興大師実恵に附属され、実恵は淳和天皇から伽藍建立を拝命して、その弟子真紹とともに天長四年(827年)より 造営工事に着手された。以後、当時は国家安泰と厄除の祈願寺として、また高野山と奈良・京都の中宿として発展する。」とあります。
・金剛寺留錫(弘仁年間(810年~824年))、・・金剛寺(大阪府河内長野市天野町996)大師が弘仁年間ここで御修行と伝えられます。のちに後白河法皇の妹君八條女院が真如法親王筆の大師像を御影堂に安置して高野山と同じ法会を催させ、女性にも参拝を解放したので女人高野と呼ばれます。(弘法大師空海の御足跡)
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