今日は時頼とその子女が赤斑瘡(はしか)に罹った日
史料綜覧 巻五 / 康元元年(1256)九月十五日条
「十五日 時頼 及ビ其幼女 赤斑瘡ニ罹ル」
時頼はこの麻疹により後に出家します。
吾妻鑑には
「九月十五日 壬寅 陰
相州(時頼)赤班瘡を悩ましめ給う。
九月十六日 癸卯 朝間雨降る
晩に及び相州不例の事、去る六月二十六日御衰日に当たり、始めて出仕せしめ給うの
間、今この御不例その煩い有るべきの由、陰陽道これを勘じ申す。仍って泰山府君祭
を行わる。また相州の女子赤班瘡有り。邪気相交ると。」
[百錬抄]九月二十五日
「主上赤班瘡の御悩御落居の後、始めて御沐浴と。雅尊親王(院皇子、女院御腹)薨ず
(赤班瘡に依ってなり)。三位中将頼嗣卿薨ず(赤班瘡に依ってなり)。」
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