「高原講元、御提唱の『近所にマイ神仏霊場を作ろう』運動の一環で。
私は、9月12日から15日まで、九州・福岡・佐賀に滞在してきました。
私が、五十年前、新聞記者をしていた時代に、何かと面倒を見てくれた他社の記者A氏の納骨式が14日にあったので、立ち会うために、行ってきたのです。
本題に入る前に、福岡行きの経緯を少しく、お話しして置きましょう。新聞記者のジンクス話として、ブン屋の友情は、自社の人 . . . 本文を読む
以下今回の遍路で体得したことをまとめてみます。
その1、お蔭は厳然としてあるということ。
四国はお大師様の誓願を信じそのお蔭を頂くべく巡礼するところです。お大師様は千数百年にわたりさまざまな霊験を現してこられました。真言僧は古来お大師様の霊験のあまりのありがたさにお大師様の本地佛が大日如来、弥勒菩薩、如意輪観音、不動明王、愛染明王、訶梨帝母、日光菩薩であるとしてお大師様を拝むときは必ず一緒に拝み . . . 本文を読む
「昨日の定例会の報告をします。
8月末から、急に涼しくなり、前回、懇親会でかき氷を食べたのが嘘ような過ごしいやすい季節となりました。
護国寺定例参拝会は、かわいい講員のお子さんの参加者1名を加え、10名でした。
いつものとおり、全員で般若心経、観音経、諸真言をお唱えし、他の講員が後ろから真言を唱え導師席の講員の心願成就を皆で祈りました。そして、しばらく瞑想の時間をとりました。
その後、飯田 . . . 本文を読む
中塚です。
福聚講のみなさまにはおかわりなくお過ごしのことと存じます。
フェイスブックに私事を綴っておりましたら、
高原様よりこちらのブログへの転載の許可をいただきました。
今夏の私の近況を綴った拙文ですが、ご高覧いただければ幸いです。
来月の護国寺定例参拝は、10月18日(土)です。
護国寺ご本尊の御開帳日にあたりますので、
ぜひ、皆さまお誘い合わせのうえ、お一人でも多くの方にご参加いただけますよう、
皆様のおこしをお待ち申し上げております。
. . . 本文を読む
大体いつも帰りは88番大窪寺からバスでもう一度87番長尾寺まで戻り、電車で高松、岡山経由で高野山に登ります。徳島からフェリーで和歌山にでることもありますが、岡山経由の方が早いのです。
高野山には数えきれないほど登っていますが遍路姿は17年のこのときが初めてでした。衣とは別の雰囲気です。
遍路姿も高野山の霊気にピッタリあっています。いいものです。
参道では遍路の人と何度か行きあい挨拶をしまし . . . 本文を読む
奇跡というかお蔭というか弘法大師和讃にいう「不思議は世々にあらたなり」ということは体験しなければわかりません。
この遍路の不思議・霊験こそ千数百年のあいだ四国88所が続いた理由です。
山道を30分歩いけば胎蔵が峰の奥の院もおまいりできます。
山道は故郷の山と同じ匂いがしました。ここまで来る人はめったにいないのでしょう。肌を刺す霊気がありました。
まだ高野山御礼参りがのこっているので「終った」とい . . . 本文を読む
よく「人生を畏れるな」などとしたりがおに書いている本がありますが、それは悟りきった立場の人が利他行に専念してた人生の中で言える言葉であって、自分のことで精いっぱいな我々凡夫は「人生を畏れ」なければいけません。自分や家族の世間的な幸せを念頭に置く限り人生は不安でいっぱいのはずです。またそうでなければ逆に「幸せな」人生は送れません。「安心」をえることが信仰と云いますが、それは利他行に徹しきれる人の言う . . . 本文を読む
Tさんから護国寺でお百度参りをしてお蔭を頂いた話を聞きました。Tさんは、或る日「お百度参りをするように」との護国寺のお不動様のお告げを受け、お百度まいりをはじめたということです。しかし一度に百回も往復できないので二十回ずつにわけて本堂とその階段の間を往復して祈願したといいます。そうすると二十回目ごとに仕事の上でヒットを飛ばすことが出来、結願の日には人事異動で希望のセクションに移れたと云います。本当 . . . 本文を読む
角田さんからのお便りです。
「講元様の、「各地に神仏霊場を作ろうという呼びかけ」には、痛く、同感して、早速、実践しています。福岡では、12日から、筥崎宮の「放生会」があり、まさに、いのちをいとおしむ神祇で、した。空き時間を利用して、肥前鹿島の興教大師の誕生寺に、夕5時、飛び込み、
山口貫主から、1時間余、ひざを突き合わせて、人生・世界・覚鑁・寺の歴史など、
私一人では、勿体無いお話しを聞きました . . . 本文を読む
ニュースを見ていると、「イスラム国」というテロ組織が世界中に蔓延する危険があります。無責任な評論家が「イスラム教の教えに純粋に従えばこういう殺人も許され、信者も世界中で増える」といっていました。とんでもありません。しかし日本でもオウム真理教が出たという土壌があります。こういう間違った教えで日本国が混乱しないよう、最低限の民族としての共通の神話を日本人なら確認しておくべきです。それは古事記と日本書 . . . 本文を読む
遍路のみでなく写経、滝行やお寺で拝むときもじつは拝むたびに即身成仏しているのではないかと思います(当然密教修法をするときはその都度、即身成仏してご本尊そのものになるわけですが)。そしてそういう縁に出会ったことそのものがすでにお蔭をいただいたことになるのだと思い至りました。
四国遍路では何度泣いたかわかりません。
「なにごとの おわしますかは しらねども かたじけなさに 涙こぼるる」。
こ . . . 本文を読む
「我もまた高皇産霊(たかみむすび)の裔(すえ)なれば
その中ほどはとにもかくにも」
これは詠み人知らずの歌で古来日本で歌い継がれてきた歌です。
『日本人である自分も高皇産霊(たかみむすび・・天地開闢のとき、天御中主神(あまのみなかぬしのかみ)・神皇産霊神(かみむすひのかみ)とともに高天原に出現した神。天皇守護の八神の一体)の神の末裔である。中間の先祖にはいろいろな血も混じっているであ . . . 本文を読む