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福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日は一粒万倍日です

2018-03-11 | 頂いた現実の霊験
今日は一粒万倍日です . . . 本文を読む
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一期大要秘密集・・1

2018-03-11 | 頂いた現実の霊験
一期大要秘密集・・1 夫れ、一期の大要は最後の用心にあり。九品の往生は、臨終の正念に任せたり。成仏を求むる者は、当に此の心を習ふべし。出離生死は、只此の刹那にあり。密蔵の要義を集めて、九種の用心と為し、極悪の罪業を払うて、九品の蓮台を望まん。若し最後臨終の軌儀に依れば、破戒の僧尼も必ず往生を得ん。造悪の男女も定んで、極楽に生ぜん。何(いか)に況んや有智有戒をや。何に況んや善男善女をや。是れ即ち真 . . . 本文を読む
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「苦」は「空」なり・・3

2018-03-11 | 法話
「唯識のすすめー仏教の深層心理(岡野守也)」でも空と集合的無意識を取り上げています。 「・・・さらにユングでは集合的無意識のレベルまで含んだ無意識と意識の統合による自己実現・個性化が目指されていますが、これはつながり・かかわりを他者や民族といったレベルまで深め、広げていく視点だとみることができますから、有る意味では宇宙意識のレベルに達しているといっていいでしょう。さらに「空」のレベルにも近ずいて . . . 本文を読む
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釈雲照師「十善業道経講義」から・・その10

2018-03-10 | 諸経
『また次に竜王、もし偸盗を離るれば即ち十種の保信すべき法を得る。』 次に不偸盗戒を弁じます。私老が高野山から京都に出るとき淀川の夜船といふのへ乗ったが、その中に三十ばかりの男が居って、「私は若い時から悪いことをしたことがない」と言うた。善悪の基準がわからぬから何がよいことかわからぬ。悪事を悪事と知らぬから悪事をしたことがないというのじゃ。・・もともと子として父母に不幸ならば即ち一種の偸盗と心得れば . . . 本文を読む
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「苦」は「空」なり・・・2

2018-03-10 | 法話
「覚りと空」(竹村牧男)では、 [大乗仏教の根底には『空』の思想がある。特に我(主体的存在)の空のみでなく、法(客観的存在)の空をも説いたことが部派佛教とは決定的にことなる点であった。『我空法有(我は空であるが法則は有である)』に対する『我法俱空(我も法則も空である)」』あるいは『人法二空』の立場こそ、大乗の世界観の核心である。・・主体的存在として構想されている我も、事物を構成する要素的存在として . . . 本文を読む
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華厳経から・・7

2018-03-10 | 諸経
華厳経巻十明法品第十四「(菩薩は)諸々の衆生の種種の因縁を知り、種の衆生の心、心の念所を知る。心念を知りおわりて対治の法を教ふ。貪欲多き者には不浄観を教へ、瞋恚多き者には大慈観を教え、愚痴多き者には教えて一切の諸法を分別せしめ、三毒(貪瞋痴)等分の者には教ふるに勝智の法門を具足するを以てし、生死を楽ふものには三種の苦を教え、諸有に著するものには空の法門を教え、懈怠の衆生には精進を行ずることを教え、 . . . 本文を読む
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先祖崇拝を失ったら日本人は日本人でなくなる。

2018-03-09 | 法話
「『先祖の話・柳田国男』は終戦直後、日本人のアイデンティティの喪失に 深い不安を感じた柳田にとって「日本人のアイデンティ ティーは先祖崇拝であった。先祖崇拝を失ったら、もう日本人は日本人でなくなる、という警告としてこの本は書かれたのである。」(梅原猛「 あの世と日本人 浄土思想の諸相」)。 (注、「先祖の話」「古人は太平の変化少なき世に住んで、子孫が自分の先祖に対するのと同一の感じを以て,慕ひ懐か . . . 本文を読む
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釈雲照師「十善業道経講義」から・・その9

2018-03-09 | 諸経
十善戒のうち不殺生戒を守れば以下の十の功徳がある。 一、諸々の衆生において普く無畏を施す(人々の畏れがなくなる) 二、常に衆生において大慈の心を起こす(人々が慈しみの心をおこす) 三、ながく一切の瞋恚の習気を断つ(怒りっぽさがなくなる) 四、身に常に病なし 五、寿命長遠なり 六、恒にのために守護せらる(とは山の神、川の神、家の神、鬼門の神等人間に似 た 神、こうした神々が守ってくださ . . . 本文を読む
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「苦」は「空」なり・・・1

2018-03-09 | 法話
「苦」は「空」なり・・・1 我々は般若心経を毎日読みますが、その中には「度一切苦厄」「能除一切苦」とか「苦」を救ってやるぞというお言葉が何度も出てきます。般若心経は「苦は空なのだ」と衆生を教えて救おうとしているのでした。 「大乗仏教 中村元」より、 「・・般若経典で用いられている術語は伝統的なものであるが示されている思想は新しい。これらの経典(大般若波羅密多経・金剛般若経・般若心経・八千頌般若 . . . 本文を読む
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華厳経から・・6

2018-03-09 | 諸経
華厳経巻九初発心菩薩功徳品第一三「菩薩は宇宙が生じたり滅したりしてきたすべてを知るが故に、衆生をなんとかして助けてやろうとお考えになり、一瞬は永遠であると知り、永遠は一瞬であると知り、・・無限の時間は一瞬の中に在ると知り、一瞬は即ち無限の時間であると知る。・・十方世界の中の一切諸仏の国は菩薩の自在力で一念の中に悉く周徧する。無量にして数ふべからざる手段を悉く備えて、菩薩は衆生済度の為に普く十方の世 . . . 本文を読む
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人間が死後に到達する世界というのは・・

2018-03-08 | 法話
「人間が死後に到達する世界というのは、その人が既に存命中に瞑想の中で登りついた世界と同じである。そして内面的発展の度合いに従って、死ぬ瞬間に到達した意識の高さの度合いに従って、人間が死後にどの神々の領域にのぼるかが決まる。(仏教、ヘルマンベック)」 . . . 本文を読む
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釈雲照師「十善業道経講義」から・・その8

2018-03-08 | 諸経
・・私も及ばずながら十善戒を受けとうございます。今日は菩薩の三聚浄戒(摂律儀戒,摂善法戒,饒益有情戒)を受けとうございます。・・こういう事を申し上げると仏様がご承知なさる。それから和上阿闍梨が羯磨といふお経を唱えて後に「よく保や否や」三度問う。その三編目に戒体を成就する。そうすると極楽に行く戒体が成就する。それまでは三界六道を廻り廻りて谷川の水車の止まぬ如く果てしがない。そのためにこの十善戒をお授 . . . 本文を読む
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華厳経から・・5

2018-03-08 | 諸経
華厳経巻三盧舎那仏品二の一「衆生のあり様は大海のように広くさまざまであり極まりがない。それに対応して諸仏の境涯も不可思議で極まりがない。衆生は悪を願い自我に執着して無上道を悟ることはできない。しかし諸仏の用意してくださっている功徳の海に素直に心を養い常に信仰深い善友に近つ゛いておれば諸仏が守ってくださる。・・無数の衆生は一切の如来に守られているのだ。一切の処で法を説いておられるのは大日如来のお力で . . . 本文を読む
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人間は牛や豚以下か

2018-03-07 | 法話
「人間は単に肉体だけの存在であるならば、豚や牛の方が他者に肉体を食べてもらえるだけよほどましな存在ということになる。しかし人間は万物の霊長という、魂があるからである。しかし死んだら無になるという者がいる、そういう者は、当然魂を否定し自分を牛や豚以下の無意味な存在とみなしてくれと言っていることになる。(T師)」 . . . 本文を読む
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釈雲照師「十善業道経講義」から・・その7

2018-03-07 | 諸経
一切の人間世界、天子より匹夫に至るまで、天の神、八百万の神、それから声聞でも縁覚でも菩薩でも仏でも皆この十善道を根本として得た位である。・・(善悪は)貪瞋痴と無貪無瞋無痴の別から生じるのであって、その標準は貪瞋痴の有無にあるということである。即ち貪瞋痴からしたことは悪であり、この反対に無貪無瞋無痴からしたことは善である。この一言をもって善悪の標準とすることじゃ。これが根本である。・・人間と天人と羅 . . . 本文を読む
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