福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

身中祓詞

2018-03-14 | 諸経
身中祓詞(みなかのはらいのことば) 「天照坐皇大神の宣く。人はすなわち天下の神物なり。須らく静まることを掌るべし。 心は則ち神明との本の主たり。わが心神を傷ましむることなかれ。是の故に。目に諸々の不浄を見て心に諸々の不浄を見ず。耳に諸々の不浄を聞きて心に諸々の不浄を聞かず。鼻に諸々の不浄を嗅ぎて心に諸々の不浄を嗅がず。口に諸々の不浄を言ひて心に諸々の不浄を言わず。身に諸々の不浄を触れて心に諸々の不 . . . 本文を読む
コメント

華厳経から・・11

2018-03-14 | 諸経
華厳経巻第五如来光明覚品第五「諸法及び衆生と国土世間とを悉く寂滅なりと観察して心に所依なく妄想せざれば是を仏の菩提を正念すと名ずく。衆生と諸法と及び国土とは、分別し了知するに差別なし、善能く自性のごとしと観察すれば是すなわち仏法の義を了知するなり。・・」 . . . 本文を読む
コメント

釈雲照師「十善業道経講義」から・・その14

2018-03-14 | 諸経
最近、嘘をついても露見しなければいいという風潮が一部に在り、ニュースでも色々なケースが報じられていますが、露見如何にかかわらず嘘はそれまでの功徳を消してしまいます。 . . . 本文を読む
コメント

一期大要秘密集・・4

2018-03-14 | 諸経
一期大要秘密集・・4 四に、本尊を奉請する用心 幡、若しくは五色の糸、兼日に之を弁ぜよ。糸の長さ一条丈尺に経て合わせて九尺を得。作法別にあり。已灌頂の人の所作なり。探玄記に云く、西国の法に依らば命を捨てんと欲ふものあらば、面をして西に向かって臥さしめて、前に於いて一の立仏の像を安じ、亦面をして西に向はしむ。一の幡の頭を以て像の手の指に掛け病人をして手に幡の脚を把らしむと云々。(華厳経探玄記賢首菩薩 . . . 本文を読む
コメント

チベット民族平和蜂起59周年記念日(3月10日)におけるロブサン・センゲ主席大臣の声明

2018-03-13 | 法話
チベット民族平和蜂起59周年記念日(3月10日)におけるロブサン・センゲ主席大臣の声明 「59年前の本日(3月10日)、チベットの首都ラサで、ダライ・ラマ法王の夏の離宮ノブリンカの周りに何千人ものチベット人が一つに手を結び、ダライ・ラマ法王と祖国チベットを守るために人間の鎖となりました。あらゆる地位のチベット人が、揺るぎないチベットの精神により団結し、中華人民共和国による暴力的で違法な占拠に . . . 本文を読む
コメント

華厳経から・・10

2018-03-13 | 諸経
如来名号品にも無数の国、無数の佛・菩薩が衆生済度のためにいらっしゃることが説かれます。 . . . 本文を読む
コメント

釈雲照師「十善業道経講義」から・・その13

2018-03-13 | 諸経
十善の中で身の三つ(不殺生、不偸盗、不邪淫)は重い。身の三つはいずれも貴いことではあるが不邪淫戒すなわち夫婦の道は国を治め家を整え、天下を平らにする根源であるからこれが乱れると天下が乱れる。昔からこの不邪淫戒を本当に慎んだ人で天下を失った者はいない。・・よって華族紳士とか相応の豪族、豪商というもの、人の頭となるものは最も邪淫を慎まねばならぬ。 (慈雲尊者も「十善法語」の中で「法性が男女となり来た . . . 本文を読む
コメント

一期大要秘密集・・3

2018-03-13 | 諸経
一期大要秘密集・・3 三に、本住処を移す用心 若し未だ出家世せずんば、早く鬢髪を除け。若し本住処にあらば心恐らくは生死に留まらん。重病身を逼め、段食飡し難く、医薬験しなくんば命終近きにあらん。本住の室を起って無常の坊に居せよ。若し無常の坊なくんば右の如く用心すべし。娑婆の穢所を捨てて極楽浄土を得ることを表する故なり。又品々の親属を捨てて、唯三五の知識を具せよ。財宝は甘毒なり。酔ふて正路を失ひ、名 . . . 本文を読む
コメント

華厳経から・・・9

2018-03-12 | 諸経
華厳経巻第三盧遮那佛品第二の二「仏の光明を観察し奉るに、雲の如く思議難く、一切の処に悉く見奉りて目前に対眼するが如し。毛孔より光明を放ち雲の如く尽くすべからず。諸の衆生の音に従いて仏の無量の功徳を讃めたてまつる。衆生は仏の光に遇へば苦を離れて永く寂滅し、悉く安穏快楽にして、歓喜遍く充満す。」 . . . 本文を読む
コメント

釈雲照師「十善業道経講義」から・・その12

2018-03-12 | 諸経
「また若し邪行(邪淫)を離るれば即ち四種の智の讃ずるところの法を得る。 一には諸根調順なり。(眼耳鼻舌身意の諸根整って一点の不足もない) 二には永く誼掉(けんじょう・・さわがしいこと)を離る。 三には世に称讃せらる。 四には妻よく侵すことなし。」(逆に邪淫を犯せばこういうことが返ってくるということでしょう。諸根不調、誼掉、世に批判される) . . . 本文を読む
コメント

一期大要秘密集・・2

2018-03-12 | 諸経
一期大要秘密集・・2 一に、身命を惜しむべき用心 壽限未だ決定せざるの間は、一向に身命を棄捨すべからず。且つは仏法に祈り、且つは医療を加へ、以て安身延寿の方術をなせ。是れ徒に躯命を愛するにはあらず。唯真乗を守る結縁を厚うせんと欲するなり。 二に、身命を惜しまざる用心 宿曜禄命を卜ひ、算道達摩に明かして命期を量り知らば、一向に菩提の行を修すべし。若し病患旬に亘り、気力日に衰へ、死の為に呑まれんこと . . . 本文を読む
コメント

高野山参拝記

2018-03-12 | 頂いた現実の霊験
一昨日土曜日、亡父の33回忌を高野山上三か所で執り行ってきました。父は昭和61年に82歳で亡くなりましたがなくなってからいままで何度も不思議を現し私や今の継母を助けてくれました。継母は四柱推命をやっておりましたが、相談者に回答するとき、わからないところは亡父が霊感で教えてくれていました。そのおかげで岡山の田舎まで有名人が多数相談に来ていました。政治家に相談されて選挙の票数を正確に当てたこともありま . . . 本文を読む
コメント

多発する災害に日本人は集団意識を持つ

2018-03-11 | 法話
今夕、いつものように夕勤行の後、瞑想をしていて、ふと日本人の最近までの没個性主義、集団主義は相次ぐ災害が育んできた精神基盤ではなかったかと思いました。災害時には犠牲者と助かる人が分かれます。なぜ片方は助かり片方は犠牲となるのか。「個人主義」では解は出ません。集団として考えないと、生き残った者も、犠牲となった者も浮かばれません。犠牲者は集団に代わって犠牲となったのであり、生き残った者は犠牲者に徹底的 . . . 本文を読む
コメント

華厳経から・・8

2018-03-11 | 諸経
華厳経巻第十一佛昇夜摩天宮自在品第十六「・・世間は自ら作るのでもなく他者が作るのでもない。真理を知らなければ常に地獄餓鬼畜生の世界を流転する。地獄餓鬼畜生の世界をぐるぐる回るのは皆悉くこれ苦がもとで転ずるのである。衆生は空という真理を知らざるが故に生死という迷いの世界を常に次々と転ずることになる。現世もあの世も、真理の世界も迷いの世界も、ともに真実ではない。衆生は愚痴のゆえに妄りに対象物が実在する . . . 本文を読む
コメント

釈雲照師「十善業道経講義」から・・その11

2018-03-11 | 諸経
(さきののべたように我が身が如意宝珠ならば)なんで貧乏人ができた、なんで食物を食べたくても食べられぬ。それはどういうわけかというと、我が真如の体に背いているからである。水晶の球に墨を塗ったら水晶の球の光は止まる。これもまたその通りで我が本性は自在なもの貪瞋痴によって心を汚すからじゃ。(3年前求聞持を行じたとき、太龍寺の絶壁の上で満点の星空に向かって聞いたことがあります。「なぜ人々は本来仏性を持って . . . 本文を読む
コメント