このページでは、常磐線を走る普通列車を公開します。
上野~取手のみ
1.E231系
2002年4月23日 新津駅撮影(試運転時)
上野~取手(一部は我孫子から成田線に入り成田へ直通)の中電は、これに統一されています。
2.東京メトロ6000系
2000年8月4日 我孫子駅撮影
地下鉄千代田線から乗り入れている車両で、緩行線ではこれが主力です。
3.203系
2008年9月13日 代々木上原駅
緩行線の主力の1つです。アルミ車体、チョッパ制御。前面非常口あり。
4.209系1000番台
2008年9月13日 代々木上原駅
1999年12月4日に運転開始した、地下鉄乗り入れ用209系で、他とフェイスが異なります。現在は2編成のみの在籍です。
上野~高萩まで乗り入れる車両
1.E531系
2006年6月頃 新津車両製作所敷地脇
2008年5月24日 上野駅(K409編成)
上野口から水戸方面への普通列車は、すべてこれに統一されています。
土浦~原ノ町間運用される車両
1.415系ステンレス車
現在、水戸線と常磐線(土浦~原ノ町)の普通列車の主力です。415系といえばこれしかありません。写真はK535編成(2007年6月2日 原ノ町駅)。
2.E501系
E501系の現在の運用範囲は、水戸線内(5連のみ)と土浦~いわきに限定されています。写真は、2002年8月23日に北千住駅で撮影されたものです。当時は、上野~土浦の運用に限定されていました。
原ノ町以北に運用される車両
1.701系
(注)岩沼始発の1431Mです。(南仙台駅)
1993年6月21日に50系客車置き換え用に登場し、東北地区ではすっかりお馴染となった、オールロングシートの電車です。仙台地区には1995年3月24日に登場しています。このタイプの電車はとにかく運用範囲が広く、常磐線でも仙台からいわきまで足を伸ばしています。写真はF2-510編成以下6連です。
2.E721系
2007年6月2日 新地駅
455系、717系の置き換え用に登場した交流型電車。2月1日に東北本線黒磯~一ノ関間で運用が開始され、3月18日からは常磐線にも進出しました。全39編成が出揃えば、原ノ町以北はこれと701系に統一されます。写真はP2編成。
参考文献 『DJ鉄道ダイヤ情報4月号』
参考サイト 弱冷。
651系
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/96/c7a2310ed2f0033458fac6a11a186304.jpg)
651系は昭和63年にデビューし、平成12年下期~14年末にかけてリニューアルされました。上野~いわき・原ノ町・仙台間(一部は勝田止まり)の「スーパーひたち」に運用されています。
E653系
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/bf/01b32c1720eb66a844b91587ad4c8d08.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/31/996bf0ee257069f89643e2f3965a31ea.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/b4/d4b5ff7a87ebf64a296d75ba3545c0d1.jpg)
偕楽園付近を通過する青色編成(2003年3月14日)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/b5/1b995c6f4b71b53fbccf8f4e8a85f814.jpg)
偕楽園付近を通過する緑色編成(2003年3月14日)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/37/82ccc7cc94920fe69778af2e07da2b66.jpg)
E653系は、1997年10月1日に営業運転を開始し、上野~高萩(いわきまで乗り入れる日あり)間の「フレッシュひたち」で運用されています。カラーは5つあります。赤色系統の編成はK301とK305が存在し、シンボルマークは「梅と好分亭」です。黄色編成はK303とK306があり、シンボルマークは「ひたち海浜公園と水仙」です。青色編成はK302とK308であり、シンボルマークは「塩屋崎海岸と灯台」です。緑色編成はK304とK307があり、シンボルマークは「霞ヶ浦と帆曳船」です。朱色編成は付属編成の全て(K351~K354)であり、シンボルマークは「袋田の滝と紅葉」です。
参考文献 「JR電車編成表 ’07冬号」
これより3回にわたって常磐線を彩る車両達を紹介します。ここでは、かつて常磐線で活躍していましたが、現在は過去帳入りしている車両達を紹介します。
103系 2002年8月23日 上野駅
2002年8月23日 北千住駅
103系は1963年に登場し、翌年から大量産されて延べ3447両製造され、日本一の通勤型電車となりました。常磐線では、上野~取手間の快速に投入されました。しかし、新型車両の投入により103系はどんどん廃車が進み、JR東日本では2006年3月改正をもって、定期運用が消滅しました。ただ、仙石線では稀に見ることができるそうです。
415系 K818編成(内原駅 2006年8月20日)
クハ401-58を先頭にしたK519編成(日立駅 2007年1月7日)
土浦駅で幌を開けたK515編成。(再掲)
1961年の常磐線電化の際に登場した403系と、60KHz用の423系を合体し、出力アップを図ったのが415系です。415系は1971年に登場し、文字通り常磐線の顔となりました。しかし、E531系の投入により、鋼鉄車は2007年の3月改正をもって引退し、415系は上野口から姿を消しました。
いわき駅で顔を合わせた、K521編成と717系との並び。この光景も過去のものとなりました。(2007年1月8日撮影)
455(457)系 仙台駅で発車を待つS33編成(2005年11月19日)
いわき駅で発車を待つS71編成(2007年1月8日)
原ノ町駅に到着したS20編成(2007年6月2日)
455系は、国鉄急行型電車として製造され、東北のほか北陸、九州で活躍しています。常磐線の455系は、E721系が全編成出揃った11月末で運行を終了し、455系自体も、2008年3月22・23日の快速「さよなら455系」(S18編成+S72編成)をもって完全引退しました。
717系 新地駅に到着するT2編成+T3編成(2007年6月2日)
仙台駅で発車を待つT4編成+T2編成(2007年6月16日)
717系は、陳腐化した451、453系電車を近郊型電車に改造し、昭和61年から投入されました。国鉄末期のコストダウンのため、足回りは従来のものを流用し、車体のみ新造でした。717系化に関してはMT54を採用しており、451系からの改造車はMT46からMT54に換装されました。2007年11月に719系の全編成が出揃って完全引退しました。
参考サイト
常磐各駅停車のページ
弱冷。