クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

2008年冬の青春18解禁乗り継ぎ(その6)

2009-01-03 23:46:49 | 四国地区

時間が近づいてきたので、ホームに上がります。申し遅れましたが、阿波山川駅は、特急停車駅にもかかわらず棒線駅で、駅裏は材木工場です。11時10分発の4447Dに終点・穴吹まで乗車しましたが、1255の単行でこの日唯一のワンマン列車でした。



定刻11時24分に穴吹駅(B16)に到着。徳島線の列車の半数近くがこの駅止まりで、客扱いできる1面の島式ホームの横に左右其々に側線1本ずつあります。



構内踏切を渡って改札をくぐり、駅舎に出ました。大正3年3月築の木造駅舎で、マンザードのファザードの他に耳を3つもっています。徳島線内で最もまともな駅の1つです。JR四国の女性駅員が配置されており、窓口営業時間は7:00~19:00で、キオスクもあります。尚、駅舎右のトイレは、昭和44年10月築です。



駅調査終了後、ふれあい橋(歩行者・自転車専用道)を渡り、吉野川を体感してきました。徳島線は、「よしの川ブルーライン」という愛称をもちますが、付いて付かれず敷かれているだけで一度も渡ることはありません。「四国三郎」というだけあって、横断に10分強要しました。



東側に目をやると、県道の橋が見えます。このあたりで川幅が急に狭くなります。



川を渡りきると、史跡・穴吹渡し跡があります。穴吹渡しは、脇町と穴吹町及び穴吹駅を結んでいたもので、明治初期に始まりました。しかし、東側に橋が完成したことにより、昭和3年には早くも終焉を迎えました。尚、橋を渡り切った所に郊外型店舗が多数あります。


吉野川を再度楽しみ、駅の向かいの「ぶどう饅頭・日の出本店」でぶどうまんじゅうを購入し、駅に戻ります。時間がなくなってきたので、12時8分発の4449D(1501+1507)の車内で昼食にしました。



12時33分に三加茂駅に到着。旧町名を冠しているにもかかわらず、片面ホームのみの無人駅です。駅ナンバリングは「B21」のはずですが、何故かナンバリングが外されています。



駅前には金丸神社(中庄八幡神社)があります。一見すれば、どこにでもある神社ですが…。


 
387本もの列石で有名な神社です。石垣が残されている神社は、全国でここでしかありません。



徳島方に歩くと、東みよし町歴史民俗博物館があり、その脇の参道を登ると最上位稲荷があります。しかし、行程の都合上、今回は訪問できず。


三加茂には20分しか滞在せず、12時53分発の460D(1506)に乗車して次の下車駅を目指します。


つづく
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