
待合所に戻って一休みした後、今度は西側へ歩きます。すると、木材販売店が並ぶ一帯があり、㈱津山木材の経営するボウリング場まであります。美作地域は、付近の山々から産出される杉に「美作杉」というブランドが付与されており、木材加工所が多いですね。
木の匂いを味わって駅に戻り、14時26分発の955Dに乗車。946D、948Dで運用された気動車も一堂に会しており、津山線最長編成というべき4連(キハ40 2133+キハ40 2134+キハ47 1038+キハ47 44)です。しかし、わずか10分の乗車で亀甲駅に到着しました。

亀の形を模した駅舎で有名な駅です。平成7年8月竣工だそうです。目の部分に時計が付けられています。委託ながらも、この旅で訪問した最初の有人駅です。沖縄料理店「山原」が併設されているので、誕生寺の次の訪問駅にしてもよかったかな。

津山線の上り最後の交換可能駅で、対面式ホームを有しており、両者は跨線橋で結ばれています。駅舎だけではなく飾り物も亀尽くしで、本物の


駅舎の北半分は広い待合所になっており、木がふんだんに使われています。そこで目にしたのはこのポスターです。2008年に津山線が中国鉄道として全線開通して110周年を迎えています。

滞在時間が53分あることから周辺散策します。駅前道路を真っ直ぐ行くと、美咲町役場にぶち当たります。

古くからの町並みを酒屋の所まで南下した後、駅前に戻ってそのまま北上すると、亀を意識した建造物が目に入りました。これはコミュニティーセンターとトイレのようです。

付近に「亀甲岩」があるようですが、見つけられずに終わりました


15時47分に神目駅に到着。もともと交換設備がありましたが、現在は撤去されて棒線駅となっています。津山線最狭のホームです。

出入り口の側戸からして、駅名表示が無ければどこかの民家と間違えそうな佇まいです。平成10年3月築の和風駅舎です。しかし、無人化されており、窓口はシャッターが下りています。駅舎は高台にあり、急な階段か南側に伸びているスロープで出入りする形になります。
滞在時間が47分あることから、まずは誕生寺川を目指して周辺散策にします。
つづく
参考サイト さいきの駅舎訪問