クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

2009年GWの旅(その5)

2009-05-21 21:58:46 | 姫新線&岡山地区
2009年5月4日の朝となりました。6:50に起床。岡山県内はです。7:10頃に朝食をとれたので、部屋で少しくつろいでも余裕でした。



8時6分発の944D(キハ47 19+キハ47 1004)で津山線駅巡りを再開します。昨日は23時半に床に入り、何時もより1時間余計寝ましたが、かなり眠いです



8時55分に今回の旅の最大の目玉・建部駅に到着しました。交換可能駅で対面式ホームを有します。



3年ほど前に修復されたようですが、明治33年築の駅舎が現役です。嘉例川駅が原型をとどめた木造駅舎として知名度が全国区ですが、こちらの方は1年「先輩」です。基礎は花崗岩、沓石は浅星霜を経て足下まで光ります。切妻屋根こそセメント瓦葺ですが、外部の腰壁は堅羽目板張で、壁は白漆喰塗です。



建部駅の駅舎は、平成18年3月3日に国指定 登録有形文化財・第33-103号に指定されて解体を免れています。尚、当駅は、委託ながらも駅員が配置されています。




駅舎入口からホームを望む。明治ないし大正時代へタイムスリップしたような錯覚を覚えます。また、手書きの駅名板も最高の雰囲気を醸し出しています


建部駅も嘉例川駅もこれほど素晴しい木造駅舎が保存されていますが、その要因として、私は何れも駅裏に山が迫っている立地条件で且つ、管理する人が居ることにあると思うのです。信越本線の矢代田駅や北陸本線の高月駅のように駅裏にも宅地化が進展していれば、今頃は解体されて橋上化になっているでしょう。



国宝級駅舎への想いを胸に、ようやく周辺散策に出かけます。歩くこと十数分、旭川の雄大な流れを渡りました。国道側は広い河川敷です。



なかよし交差点で折り返し、再び旭川を渡ります。往路では気づかなかった、見事なまでの藤の花に出会いました



橋の付近の八幡神社で津山線全駅下車達成を誓い、再び建部駅に入ります。列車に乗る前に、重要文化財の駅舎をホーム側から俯瞰します。なかなか面白い形状でしょう。



9時53分発の946Dで福渡駅へ。わずか5分の乗車でしたが、キハ40 2133の単行で可也混雑していました。他の列車は大抵2両なのに、なぜ946Dだけ単行なのでしょうか?午前中の岡山→津山の需要がそれだけ小さいからでしょうか。朝ラッシュ時に岡山方面へ集中的に輸送する運用が組まれているとはいえ、何とか2連にならないのでしょうか、JR西日本岡山支社さん。


つづく
コメント
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