成東駅0番線から発車する、8時27分発の東金線1632M(209系C608編成)に乗車。
ここで、東金線の概要をざっと紹介します。東金線は成東と大網を結ぶ、全長13.8km、駅数3の地方交通線です。直流電化されていますが、全区間で単線です。東金線内で完結する列車と外房線経由で千葉まで直通する列車が主体ですが、東金が東京のベッドタウンと化しており、朝夕には外房線から京葉線経由で東京まで直通する通勤快速列車も設定されています。
たった5分の乗車で求名駅に到着。交換可能駅で島式ホーム1面2線の構内で、ホームは相当広いです。「求名」を「ぐみょう」と読める人は果たして何人いるでしょうか?
陸橋に上がって駅全体を。入口には窓口があり、営業時間は7:10~19:30です(土休日は11:30~12:15休止)。それ以外の時間帯は、乗車駅証明書発行機での対応となります。
陸橋を下りて、まずは東口へ。ログハウスの待合所がいわば正駅舎です。トイレが平成20年3月築なので、この駅舎もその頃の築と思われます。
東口の駅前は閑静な住宅地で、水田も見られます。行きたいところがあるので、ここで陸橋に戻って西口へ。
陸橋の上からは、水田の向こうに城西国際大学薬学部のキャンパスが見えます。
陸橋を下りて駅前に出ました。新興住宅地が広がっており、右折すれば教職員の住宅やアパートもあります。
その交差点から5分もしないうちに城西国際大学の正門に到着。この大学は、東京の紀尾井町や鴨川にもキャンパスがあります。
充実した35分間はあっという間に終わり、9時7分発の1634M(209系C625編成)で求名を後にしました。
9時12分に東金駅1番線に到着。交換可能駅で、対面式ホーム2面2線の構内です。
改札を抜けて駅舎に入ります。駅舎そのものは広く駅員が居るものの、みどりの窓口が閉鎖され、「Kaeruくん」と券売機に代えられています。尚、Kaeruくんの運用時間は6:30~21:00です。
それでは駅舎撮影。開業当時からと思われる木造駅舎が健在です。トイレは改札内にあります。
まずは自由通路を東方向へ。駅前には高速バスが発着するロータリーが形成されており、近くには東金市役所と、サンピア&ジャスコ(現イオン)があります。
再び駅舎前に出ると、商店街が続いていました。パチンコ屋があり、一昔前の雰囲気です。そのまま進んで、あるスポットを目指します。
つづく