新潟地区の臨時列車の記事を1つお伝えします。
2011年春は、東日本大震災により相次いでイベント列車が運転取り止めとなりました。そんな中、唯一運行されていたイベント列車がありました。それは、新潟発高田行きの「快速高田お花見号」です。4月8日から10日まで運転されています。
それでは、2011年4月10日の「高田お花見号」の模様を見てみましょう。
信越本線2534Mが発車した直後の11時46分、当該列車は新潟駅6番線に入線しました。
「高田お花見号」に運用された車両は、新潟車両センターの485系R25編成。DJダイヤ情報では8両編成となっていましたが、観光客が少ないと見ていたせいか、増結なしの6両編成です。ロ室通路扱いで指定席は1~4号車、自由席は5,6号車です。リネンは特急運用時と同様に、全て取り付けられています。
HMは特に装飾が無く、LEDの「快速」表示。側面もまた然りです。
この後の予定があったこともあり、新潟から新津まで乗車しました。11時56分に新潟駅を発車。高田城跡の桜がつぼみということもあり、この日の自由席の乗車率は3割くらい。指定席は、4両合わせて十数人。
12時10分に新津駅2番線に到着。ここで5分間停車します。この後、加茂、東三条、見附、長岡、柏崎、柿崎、直江津と停車し、終点・高田には14時26分に到着します。
帰り便の高田発が19時34分で、新潟着は21時55分です。高田城の桜のライトアップも楽しめるダイヤです。尚、今年は、さくらロードのライトアップなどが中止となっています。
尚、「高田お花見号」は、15、16、17日も運転されます。この頃には肝心の桜も見頃になるのではないでしょうか。花見の足に、どうぞご利用下さい。あの地震から1ヶ月経ったので、自粛モードもそろそろ終わりにしましょう。