クハ481-103の駅巡り旅のページ

鉄道の旅を楽しみながらJR線全駅踏破を目指しています。

羽前大山に行ってきました(後編)

2011-04-19 00:09:47 | 羽越本線

駅に戻ると、出発の5分前。待合室を撮影し、ホームに上がります。



10時11分発の824D(キハ47-511+キハ47-1518)で村上に戻ります。何時の間にか、ホーム上にはスクロールの電光掲示板が設置されていました。折角なので、進行方向右側に陣取って。



11時41分に村上駅2番線に到着。この駅は終着列車が多く、2面3線の横に何本か側線を有する構内です。1番線と2,3番線の島は地下道で結ばれています。



改札を抜けて駅舎に入ります。3台の自動改札の向こうに、みどりの窓口とびゅうプラザ(土休日休み)があります。窓口営業時間は6:30~20:00です。天井の5匹の鮭がイヨボヤの駅であることをPRしています。リニューアル時に取り付けられました。



それでは駅舎撮影。昭和39年6月築の国鉄後期様式の駅舎ですが、「むらかみ町屋再生プロジェクト」の一貫として平成17年6月にレトロ調にリニューアルされました。改札外のトイレが左端にあります。一方、改札の右手には待合室があり、駅舎の右隣はNEW DAYSがあります。



駅舎前には日本庭園が形成されています。ちょうど、椿が咲いていました。



新潟方に視点を移して。左端には主水桜が植えられています。今年は、見頃が4月の第4週ではなかろうかと思います。



駅前の様子。「歓迎 瀬波温泉」と常夜灯状のモニュメントがあります。観光案内所などがあるだけで、全体的に寂れています。駅裏の防風林の向こうは、原信とクスリのコダマが進出して賑やかになっています。



ロータリー左側には汽車の碑があります。作曲家・大和田曼羅の出身地ということで、東京村上郷友会100周年を記念して建立されました。現在は自動一括放送が導入されて消滅していますが、長らく村上駅の入線メロディーとして親しまれました。



そろそろ出発の時間となりました。12時22分発の936M(115系L9編成)で新潟に帰りました。ご無沙汰している間に、バリアフリーの跨線橋が出来ていました。財産票を見ると「平成23年3月15日」なので、ほんの最近新設されたのですね。



話が変わりますが、一昨日(2011年4月17日)、放射能漏れが拡大している福島第1原発について東京電力からある発表がありました。放射能漏れの拡大が収まるにはおよそ3ヶ月、炉心の冷温停止、すなわち安定化には6ヶ月~9ヶ月かかるというものです。この福島第1原発の事故により、周辺地域の住民が避難を余儀なくされており、また、福島県産の農産物が出荷停止となり、日本国自体が諸外国から風評被害を受けています。電力供給が安定せず、新潟地区でも現在も間引き運休が続いています。福島第1原発の問題は、我々にとって最も重要な問題です。我々の叡智を結集して、一刻でも早く福島第1原発を安定化させるべきです。放射能漏れが続いている限り、地震からの復興はありません。


次は、2011年3月5日の乗り継ぎ旅の模様をお伝えします。


参考サイト   さいきの駅舎訪問


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