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折尾駅から15時59分発の鹿児島本線4257M(813系R216編成+R214編成)に乗車して鳥栖へ急ぎました。例によって、博多からは大混雑。鳥栖駅にて17時26分発の長崎本線2871M(817系V27編成)に乗り換え。翌日へのために、九州新幹線の駅を1つ訪問することにしました。
17時30分に新鳥栖駅に到着。在来線ホームは2面2線の構内で、両ホームは跨線橋で結ばれています。上りホームには乗り換え改札があり、駅蕎麦屋が併設されています。
まずは東口に出ました。デザインコンセプトは「はばたく~新しい時代、新しい交流ゲート~」で、鳥の翼をイメージしたゆるやかな曲線の駅舎です。駅前ロータリーが狭いので、まるで羽ばたいているかのような絵作りが出来ました。
駅前の様子。背振山脈の山々に抱かれた、長閑な集落です。新幹線の駅だとはにわかに信じ難いですが、開業したばかりですからね。
東口から中に入りました。左側が九州新幹線乗り場方面、右側が在来線乗り場方面と考えます。東側を見ると、左手にはみどりの窓口があり、右手には観光案内所(営業時間は8:00~20:00)があります。西側を見ると、左側は待合室、右側はファミリーマートとなっています。
観光案内所脇には、地元の小学6年生81名によるタイルアートが飾られていました。右上には九州自動車道の鳥栖JCTがあるし。左下には長崎の武家屋敷があるし。
西口に出ました。東口とは左右対称です。鳥の翼のイメージに周囲の山並みを調和させた斬新な外観です。躍動感とスピード感があわせて表現され、鳥栖市の新しい玄関口となるでしょう。広い駅前ロータリーが形成されています。
駅前の様子。西口も長閑な風景が広がっており、桜がようやく咲き始めました。駅舎の目の前では、九州重粒子線がんセンタープロジェクトが進められていました。10年後にはどうなることやら。
折角なので、九州新幹線のホームに入ります。入場券は160円で、JR東日本より高いです。コンコースには「N700系さくら」の有田焼のミニチュアが飾られていました。
ホームに上がりました。将来は長崎ルートへのジャンクションになるだろうということで、2面4線の構内となっています。折角なので、発車メロディーを録音。平成16年の暫定開業時と同様に向谷実氏が作曲した踊るようなメロディーで、1度聞いてすぐに好きになりました。
もっと聴きたかったところですけど、長崎本線の普通列車の本数があまり多くないので在来線ホームに戻りました。そこで、京都から来た「18きっぷ」で旅する年配の女性の同士と出会い、談笑しながら長崎本線2628M(817系V25編成)~鹿児島本線4270M(813系R209編成+R232編成)と乗り継いで博多に戻りました。東日本大震災により厳しいシーズンとなった春シーズンに2冊目というから羨ましいです。
18時45分に博多駅に到着。すぐに九州新幹線で久留米に行った彼女と別れ、私は歩いて祇園駅前の東横インに宿泊しました。
夕食は焼麦弁当。本来は鳥栖駅での販売ですが、博多駅で購入しました。かしわ飯とシュウマイが同じ器に入っており、美味しいディナーとなりました。
つづく
参考書籍 『DJ鉄道ダイヤ情報3月号』